岩井俊二監督の新作「花とアリス」にサプライズゲスト15人。

2004/02/09 17:54 Written by コ○助

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予告編を観ただけで、なんだかとてもほのぼのとした気分になる「花とアリス」。もともと岩井俊二監督作品の映像の美しさには定評があるなりが、「花とアリス」の光の陰影の付け方や流れるようなパンの仕方がコ○助はとても好きで、予告編だけでもかなり見入ってしまったなりよ。前作の「リリイ・シュシュのすべて」をコ○助は未見なので「花とアリス」は実に久しぶりに鑑賞する岩井俊二監督作品になるわけなりが、3月の公開が待ち遠しくてしかたないなり。

「花とアリス」は、ネスレの「キットカット」発売30周年を記念してウェブ上で公開されていたショートフィルムをベースに映画化した作品。花(鈴木杏)とアリス(蒼井優)を主役に「少女の自立」を描いた作品で、昨年は一部ですでに「花とアリス」ブームが起きるほど、3章4話からなるショートフィルムは人気を博していたなりね。コ○助は残念ながら最終話を見逃してしまって消化不良状態なりが、まあ映画版を観て解決するか、恐らくDVD化されたときにショートフィルムも特典映像として収録されるような気がするので、それまで気長に待つとするなり。皆さんは「花とアリス」のショートフィルム版、ちゃんとチェックしていたなりか?

で、3月公開の映画版なりが、これにはメインのキャストのほかに、15人のサプライズゲストが登場するというなり。まあいわゆるカメオ出演のようなものなりね。いずれも過去に岩井俊二監督と関わりを持った人たちのようなりが、これがまた変わった面々。15人を列挙してみると。
広末涼子/大沢たかお/阿部寛/伊藤歩/大森南朋/梶原善/松尾れい子/中野裕之監督/ルー大柴/テリー伊藤/アジャ・コング/「北陽」の虻川美穂子/叶美香/ふせえり/吉岡秀隆(声のみの出演)

全て名前を挙げてしまったらサプライズでもなんでも無いような気もするなりが、まあどこのシーンに登場するのかを探すのも面白いのではないかと。

「花とアリス」公式ページにある岩井俊二監督のインタビューによると、「今回の作品は自分の中ではコメディのつもりで、脚本を書いている時も頭の中には『喜劇』という言葉がありました」と、これまでの岩井俊二監督のテイストとは若干異なる作品に仕上がっているのだとか。常に変化を求める岩井俊二監督だけに、「花とアリス」で見せる新しい世界、どんな世界なのか早く観たくてしかたないなり!

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