横浜のエディ・ギャラード投手が退団を示唆。

2004/02/09 11:43 Written by コ○助

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佐々木主浩投手の電撃復帰によって、守護神の地位を追われることになりそうなギャラード投手。もともと中日で起用法をめぐって首脳陣と対立、ギャラード投手のこだわる抑えでの起用を条件として提示した横浜に移籍することになった経緯があるだけに、今回の佐々木投手加入は横浜からの裏切りとも見えるなりよね。

正直なところ、佐々木投手復帰を素直に喜ぶ反面、横浜のこの佐々木投手獲得のためにはなりふり構わない姿勢はいかがなものかと。確かにどうしても欲しい選手だったのは分かるなりが、三顧の礼を持って迎え、抑え起用を確約した上で契約を結んでいたギャラード投手に対し、契約を反古にしているという点では横浜側に完全に落ち度があるなりよね。ギャラード投手が不信感を抱くのも、致し方ないことなのではないかと。

依然として変わらぬ「外国人選手は使い捨て」的な発想はあまり感心するものではないなり。うまく折り合いを付ければ10年近く働いてくれる選手だっているなりからね。ギャラード投手の場合、実力は誰もが認めるところなのに、不運が重なって退団に追い込まれるケースが続いているのは不憫なところ。まあそれが本当の意味での実力の世界ということなのかもしれないなりが……。

ギャラード投手は、横浜でセットアッパーとして起用されるのであれば、他球団に移籍することを示唆。「みんながよく知っているチームで、クローザーが必要なチーム」への移籍を希望しているようなり。すなわち巨人のことなりが。ただ、巨人は良い抑え投手がいないものの、堀内監督は河原純一投手を抑え投手で起用することを明言しており、果たしてギャラード投手獲得に動くかどうか。佐々木主浩投手獲得にも結局動かなかったことを考えると、ギャラード投手を獲得することは無さそうなりが。

そうなると浮上してくるのは、佐々木投手の横浜復帰が決まったときに真っ先にギャラード投手に関心を持った日本ハム。昨年中日を退団した際にもアプローチをかけていたようで、優勝のために万全なる抑え投手が欲しいと切望しているなりね。戦力的にはかなり充実してきた日本ハムなので、ギャラード投手がここに加わることになったら、相当イケるのではないかと。日本ハムがパ・リーグの台風の目になることは素敵なことなので、ぜひとも日本ハムに移籍して欲しいなりねぇ。

ま、すぐには決まらないと思うので、今後まだ当分ゴタゴタしそうなギャラード問題。横浜がどういった解決案を提示するのか注目しておきたいなり。

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