ヤクルト、多田野数人投手を獲得へ。

2004/01/31 02:37 Written by コ○助

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ホモビデオへの出演が明るみに出たことによって、日本球界を追われるようにアメリカへと旅立った多田野投手。昨年はマイナーで活躍、今シーズンはメジャーへの昇格が期待されるほどにまで評価をグングン上げているなりが、昇格を控えて先日、ホモビデオへの出演をカミングアウトする会見を行ったなりね。「過去の、たった一度の過ち」として釈明、自身は同性愛者では無いと告白したなり。

多田野投手はドラフトの直前にスキャンダルが発覚、ドラフトで指名予定だった球団がこぞって指名回避をしたなりが、表向きは「ケガが判明したから」としていたものの、その理由は明らかに同性愛者やスキャンダラスな選手は要らないという理由だったように思うなり。旧態依然とした日本のプロ野球界なので、多田野投手が今後どんな選択をしていってもプロ野球で登板することは有り得ないことだと思っていたなりが、ヤクルトが今秋のドラフトでの指名に向けて調査を開始したというなり。

なんでもドラフトでの指名回避が相次ぎ、プロ野球入りが絶望となったときにインディアンス行きを紹介したのがヤクルトの関係者だったのだとか。当時からヤクルトも多田野投手のことを高く評価しており、昨年と今年を「みそぎ」の2年間ととらえ、獲得には支障がないと判断しているようなり。

スキャンダル発覚以来、もやもやとした時期が続いていたであろう多田野投手。今回のカミングアウトは全米でも比較的好意的にとらえられたようで、未来が開けてきた感じがするなりね。CBSテレビは公式ページで「NFLやNBAなどで現在、同性愛をカミングアウトした選手はいない」、地元紙の中には「きょうからはマウンドでの彼を評価していこう」と報じているものもあるというなり。

同性愛に対しては理解ある姿勢のアメリカなので、前向きにとらえているメディアが多いのは確か。日本でも同様の反応になるかどうかは分からないなりが、あとは実力で見返して欲しいなりよね。頑張って欲しいものなり。

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