多田野数人投手、過去のポルノビデオ出演を告白。

2004/01/29 11:59 Written by コ○助

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かつて六大学野球リーグで早稲田大学の和田毅投手(自由獲得枠でダイエー入り)と共に、「左の和田、右の多田野」と双璧をなす評価を受けていた多田野投手。大学通算56試合に登板、20勝16敗、防御率1.51という成績を残し、六大学野球リーグ歴代5位となる334奪三振も記録した本格派右腕なりが、ドラフト直前に突然横浜が指名回避。続いて獲得調査に乗り出していたダイエーも指名を回避するなど不可解な動きが出ていたものの、表のメディアはその理由については「故障のため」と報道していたなり。

ところが、その真相は全く違う理由だったなりね。ドラフトの少し前のこと。週刊現代が名指しではないものの、分かる人には多田野投手のことだと分かる内容で、多田野投手のホモビデオ出演疑惑を掲載。ネットが先だったか、週刊現代が先だったのかは定かでは無いなりが、ネットで瞬く間に情報が広がり、当該ホモビデオのパッケージ写真、画面写真などが出回ることになったなり。

決して同性愛が悪いわけではないし、こういう時代なので同性愛自体が珍しいわけではないなりが、スポーツ界、特に閉塞的で旧態依然とした日本のプロ野球界ではタブー。いくら才能があったとしても、ドラフト指名を回避せざるを得なかった横浜、ダイエーの考えも納得はいくところなり。

結局溢れんばかりの才能を持ち合わせた多田野投手はドラフト指名されなかったことで日本のプロ野球入りは絶望的に。表メディアがちゃんと報じない一方で、知ってる人は知っている、そんなアングラ感の漂うスキャンダルになってしまったなり。

でも多田野投手は強いなりね。ここで凹んで野球を辞めてしまうという選択肢もあったかと思うなりが、一念発起して日本を捨て、活躍の場を求めてアメリカへ。各球団の入団テストを受け、インディアンスとのマイナー契約を獲得。傘下の1A球団からスタートした多田野投手はメキメキと頭角を現し始め、昨年は3Aまで上り詰め、1A〜3Aの通算成績は40試合に登板、6勝2敗3セーブ、防御率1.55と、素晴らしい活躍を見せたなり。今季はすでに春季メジャーキャンプへの参加が決定しており、今季中のメジャー昇格が確実視されているなりね。

ただ昨年の秋頃、インディアンスの本拠地クリーブランドの地元紙がホモビデオ出演疑惑を報じ、アメリカでも隠されていた過去が露わになることになったなり。今後活躍が期待される逸材がホモビデオに。これは懐の広いアメリカでも珍しいケースのようで、一部に動揺が広がっていたようなり。

多田野投手としても、今後メジャー昇格を控え、さらの露出が増えたタイミングでスキャンダルとして報じられるよりも、先にカミングアウトした方が良いと判断。苦渋の決断だったとは思うなりが、日本でのドラフト指名回避事件以来初めて、ホモビデオ出演についての真相を語ったなり。

「大学時代に(ホモセクシャル)ビデオに出たことがあり、とても後悔しています。当時は若くお金が必要でした。たった1度の過ちで2度と同じ間違いはしません」
「ボクはゲイではありません。はっきりと真実を伝えたかった」
「ヤンキーススタジアムでは罵声を浴びるかも? でもボクは英語は分らないから、大したことないです」

この告白を受けて、今後また非難を浴びることになる可能性は否めないなりが、あとは活躍して成績を残すことで見返していくしか無いなりよね。ノンプロからメジャー昇格となれば、マック鈴木投手に続く快挙。もともと才能があるのは分かっているわけだし、是が非でもメジャー昇格をつかみ取って欲しいものなり。23歳とまだまだ若い、これからの可能性を秘めた多田野投手。純粋に野球選手としての多

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