通行人に合わせて動く広告-そんな今までは未来SFにしか出てこないような映像媒体が、横浜でこの度試験的に運用されることに。

NTTなどが26日付けで発表したもので、2月1日に開業する「みなとみらい線」の「みなとみらい駅」のコンコースにてこの新しいタイプのメディアを実験するとの事。

仕組みは、プロジェクター8台を用い壁に映像を映し、制御用パソコンに連動したカメラが人の動きを追い、その動きに合わせてパソコンが映像をその都度変えていくというもの。

広告が移動したり、壁に近づくと映像が拡大/縮小するなどの、人の動きによって映像が色々変化するとの事。

実用化されれば、著名なアーティストの作品発表媒体になる事が期待されるほか、駅のやビルの季節のイルミネーションに変化を与えてくれることが必死。動く広告まで来たのだから、近いうちに３Dの動く広告が登場する日も近いのかも。何にせよ、このエキサイティングな広告、横浜近郊にお住まいの方は一目見に行くだけの価値はあるかと。

しかし、多様な人の流れにどうパソコンが対応するのか-特に「人を追う広告」の場合、もし誰か一人を追うのならば別の人からは逃げていく広告になってしまうのでは？という好奇心も。それとも、通行人一人一人に対応するのでしょうか？だとしたら素晴らしい！

私が日本にいたら、地元だし間違いなく見に行っていたと思うのですが、今やそれも叶わず（涙）　横浜近辺にお住まいの方、どうか見に行って感想を聞かせてください〜。