アメリカ人さんは携帯電話がお嫌い。

2004/01/23 07:47 Written by

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「生活必需品だが一番嫌いなテクノロジー」 -アメリカ人さんは携帯電話のことをそう思っているみたいです。

MIT(マサチューセッツ工科大学)が毎年行っているアンケート、「必要だけどキライなものは?」で今年は携帯電話が30%の得票を得てトップの座に。 アンケートのサンプルは電話によるランダム回答で、1023人を調査。むむ、ちょっとサンプルのサイズ小さくないか!?

携帯電話が嫌いな理由としては、「何時でも連絡取れるのはよいけど時々一人になりたい時もある」「一日中電話がひっきりなしに掛かってくる」「メールがひっきりなしに・・」という意見が殆ど。だったら電源切っておけというのはナシですか?あとは、コンサート中に着信音が五月蝿い等、マナーの問題ですね。僕もスペイン語の期末テストリスニング中に、誰かの携帯がなって肝心な部分が聞き取れませんでした。電源切っとけ迷惑なんじゃー (涙)

日本に比べれば数年遅れているアメリカの携帯電話事情、それでも若い世代を中心に広まってきてますね。特に大学の寮に入る人は、寮の契約電話は、毎学期部屋が変わるたびに番号が変わってしまうので、携帯電話を代わりに持つ人が殆ど。通話料のほうも、同じ携帯電話会社同士なら夜7時以降はアメリカ国内何処でも無料、というようなプランが若者の指示を集めているようですね。それでもその指定時間以外に電話をかけると、なんと掛けられた方にも料金が発生するから不思議ですが。このからくりを利用して僕の友達は別れた彼氏にいたずら電話をしまくってましたよ。おーコワ。

ちなみに、2位は目覚まし時計、3位はテレビといった感じ。

「目覚まし時計は絶対必要だわ、嫌いなんていってるのはきっと朝に起きなくて良い怠け者が言ってるのよ」というコメントも。えー・・・目覚ましが無くても起きれる人はいるんですが(汗。
テレビも、「くだらない番組で時間を潰すから」だそうで。だったら見なければいい、と思うのはイエローカード2枚で退場でしょうか・・。

どれもこれも、自己管理能力不足の責任を他所に擦り付けている感があるような気がするですねぇ。自分の責任を人の他所に擦り付ける、という一部のアメリカ人さんにちょっと良く見られる傾向が顕著になって現れた調査結果だと思いまふ。テクノロジーに使われる側ではなく、使う側になりたいですね。

ちなみに私は携帯電話をもうかれこれ3年持っていません。結構無くても大丈夫なんですね。日本で職探しをした際、面接官の方に携帯電話持ってないと言ったら目玉が飛び出そうな勢いで驚かれました・・・悪かったわね (涙)。


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