今日の左46度(米時間1月20日)。

2004/01/21 15:45 Written by

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はい、シリーズ「アメリカと日本のちょこっとした違い」ですが、今回は「人」について。

日本では、バスで隣同士になったり、バスや電車を待っているときなどは、音楽を聴いたり、本を読んだりして時間を潰しますよね。アメリカではもう知らない人にばんばん話しかけちゃいます。バス停で二人っきり、次のバスまで5分以上ある、といった場合は必ずといって良いほど会話がスタートします。内容もさまざまで、最近の人生はどうだとか、俺の悩みを聞いてくれとか、この葉っぱ吸ってみろ(汗)、などなど・・・。軽い話題ならまだ笑って話せるのですが、時々初対面でしかも知らない人からそんな事は話されても・・なんてかなり重い話題を振る方もちらほら。かといって連絡先を交換するわけでもなく、あくまでもその場限りのお話し相手なんですけどね。日本では相談事は基本的に仲の良い友達にしますが、アメリカでは道でばったり会った人に話すのが多いのだとか。なんでも、どうせお互い知らないし、話したところで相手もどうせすぐ忘れるからストレス発散に丁度いいのだとか。なるほどこれは本当で、かなーりインパクトが強い話意外はすぐ忘れてしまいますね。なんで、バスの中、待ち合わせ場所、あらゆる所で知らない人からアメリカでは話しかけられます。日本人なら尚更、なぜアメリカに来たのとか、アメリカは好きかとか、あとは変な日本語で捲くし立てられたり等、うっかりしてると程よく拘束されてその場を動けなくなるので、皆さんもご旅行のときはご注意を。(笑) なんで、時々大学内を歩いてると日本語で挨拶されるのですが、面倒な時は気づかない振りをしてます。でも、この前話しかけられたおじさんを無視したら、「こんにちわ」の後に、「ニイハオ」「アニョハセヨ」という言葉が・・・下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、ってこと!?でもおじさん無視してごめんなさい。

お店のレジでも同じことが。日本ではひたすら沈黙ですよね。あの間が長かったりすると、目線を何処にもって行こうか結構戸惑うものですが、アメリカではひたっすらしゃべります。「今日の調子はどう?」から始まり、「いやー、昨日妻がボク達家族をネタにしてネットに日記を書いてるのを発見してね。」(真木さんゴメンナサイ。)ってな具合に、あっという間にキャッチボール開始。ちゃんと理解のある店員と客なら良いのですが、たまーに客がずらっと並んでいるのに平気で話し込むアメリカ人さんもいるから困り者。しかも話し込まなきゃ全員レジ通れたのに、話し込んだせいで閉店時間、挙句の果てにもうお終いだから帰ってくれの一言。もう絶対あそこは行かないんだから!でも、レジの仕事に支障が出ない程度で話せるなら、驚くような話も聞けるし、目線のやりばに困らないし、良いと思います。

そして、本日最後は「目が合ったときの反応」。日本では、道を歩いていて、目があってしまったときはそらしますよね。それ以前に皆さん目線を合わせようとしません。しかし、アメリカでは避けるようなことはせず、お互いニコっと微笑みながらすれ違うのです。特に微笑みかけた人が気になるとかではなく、単にお互い笑顔でいればハッピーな気分になれるから、程度のものだと思います。しかし、ものすごい格好良い人や可愛い人に微笑まれた日にはもうその日一日幸せな気分ですごせちゃったりします。これ良い習慣だと思うんですが、日本でも皆さんやりませんかねぇ?ちなみに冬帰ったばかりの頃、駅のホームで女子高生と目があって癖で微笑んだところ変態扱いされましたがなにか。

まだまだ続くのですが、それはまた次回ということで。

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