ウォール真木さんが以前お伝えした、ドメイン名を巡っての17才の少年とマイクロソフトの争いですが、
少年が1万ドル(約100万円)を要求したところ、MS側は10ドル(約1000円)なら買ってやると言ってましたね。
MSは本日、一連の発言について「少し過敏になりすぎていた」、との見解を発表しましたです。「トレードマークについては我々は何時も真剣だが、今回は少し大人気なかった」と発言。やはり10ドルという安値を吹っかけたことにより外から反感を買ったのでしょうか?
以前までの態度が一変、「我々はマイクという若干17歳のクリエイティビティー溢れる企業家が出てきたことをうれしく思う。今、お互いの要求が平等に尊重される打開策を彼と話中だ」、との事。
しかし、肝心のマイク君はMSとの前面抗争の構え。肝心のサイトのほうは以前健在で、メディアに露出したせいか、短期間に25万ヒットを記録。余りにも急にトラフィックが増えたもので、今まで借りていたサーバーじゃもう耐え切れず、もっとキャパシティの大きいサーバに移動したとか。しかもこのままちょっと争いを続けていけば彼のサイトに足を運ぶお客さんも増えるってもんです。彼にしたら一番おいしい時期なのに大人しく引き下がれるか、と言ったところでしょうか。
「こんな事になるとは予想してなかった、歓迎すべき展開だね。MSとは、弁護士を雇って戦っていくつもりだよ」、とマイク君。
以前、日本でもポータルサイトgooを巡っての裁判がありました。それは、goo.co.jpと打つとアダルトサイトにつながるというもの。名前を明らかにわざと似せているという事と、企業のイメージダウンにつながるという事で、そのときはgoo側が勝訴。
肝心のmikerowesoft.comではホームページのデザインを有償で手がけている様子。でも余りポートフォーリオを見ると外注は無いみたいです・・・
これを気に一気に仕事を、と彼は狙っているような気がします。