「家族のため」佐々木主浩投手がマリナーズ退団。

2004/01/21 09:59 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


昨日、電撃的に駆けめぐった佐々木投手のマリナーズ退団の一報。コ○助も朝、報知新聞に「横浜復帰」の文字が出ていたのを見てびっくりしていたなりが、よくある報知新聞の憶測記事かと思ったら、アッという間に話が大きくなって、本人の記者会見まで行われたなりね。確かに昨年末から半分冗談ながら「復帰するなら横浜」という話をしていたなりが、マリナーズとの契約を残している今年、この時期に退団を発表することになるとは。

佐々木投手の主な記者会見でのコメントは以下のとおり。
「僕自身、やり残した部分はあるんですけど、子どもたちの『残って』という言葉が決め手になりました」
「(やり残したことは)夢だったワールドシリーズに出場して勝つことができなったことですね。それが非常に悔しいです」
「(アメリカでの生活は)いろいろな部分で難しい面がありましたね。子どもの学校などもありますし」

今回マリナーズ退団、日本球界復帰を決めたのは子どもと一緒に暮らしたいという希望が第一。記者会見ではその点に終始した質疑応答が行われていたようなり。佐々木投手はメジャー移籍当初は家族と一緒にシアトルで生活をしていたようなりが、昨年は子どもの教育の問題もあって家族と別々の生活を強いられていたのだとか。ある意味ホームシックのようなものだった……のかもしれないなりね。まあ家族を大事にするのは当然良いことなので、この決断自体は責められるものでもないなりが、本当にビックリしたのは確かなり(笑)。

しかし、会見では述べられなかったなりが、本当のところは退団を決意させたのは家族のことだけではなかったような気も。今オフ、マリナーズはツインズからFAとなっていたエディ・グアダード投手と契約。グアダード投手はツインズで2年連続40セーブ以上を挙げている左腕の抑え投手なりが、この獲得が佐々木投手の心理に影響を与えていたのは想像に難くないなり。
また、ひじにメスを入れた関係で、かつての150キロ以上のストレートを投げることができなくなったという噂も聞くし、今年開催されるオリンピックの代表を希望しているという話もチラホラ出ているなりよね。そういった諸々の環境が佐々木投手を日本球界復帰へと傾かせ、子どもの「日本に残って」という言葉が決定打になったのではないかと。

日本球界復帰を決めた佐々木投手には、すでに古巣の横浜が熱烈なラブコールを送っているほか、巨人も獲得を示唆。今季札幌移転を機に戦力を整え、一気に優勝を狙う日本ハムも獲得に乗り出すことを宣言。一方で阪神、中日、広島、オリックスなどは「興味なし」のようで、基本的には横浜、巨人、日本ハムによる争奪戦になりそうなりか。金額的には恐らく巨人、愛着で横浜、面白みで日本ハム。個人的には新庄剛志外野手加入で意気上がる日本ハムに加入して、本気でリーグ制覇を狙って欲しいところなりが……。

まだ日本のどの球団に行きたいのかといったことは一切決めていないという佐々木投手。突然現れたオフ最大の目玉がどこの球団を選択するのか、楽しみなりね。で、できればセ・リーグはやめて(笑)。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.