世田谷区立の中学校で52分授業導入へ。

2004/01/21 00:36 Written by

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東京都世田谷区は、今年の4月から同区内の中学校に対し、授業時間を50分から52分に延長する様に要請すると発表。 なんでも、2分を延長することにより、生徒と教師の間で、”一分の重み”を感じ、充実した授業を送ってもらう、というのが狙いらしいですが・・・。 延長することにより、授業時間は年間で約39時間増え、その分休憩時間を10分から8分に短縮するなどの措置をとり時間を確保するとのこと。

しかし・・・この案はどうなんでしょうかねぇ?
私の通っていた小中学校では、まず教室の時計自体が狂っていたし、先生は授業に遅れてくる、そして授業終了後も5分位延々としゃべり続ける、という事が日常でした。こんな中で、2分延びたからといって、生徒や教師の間に、区が狙っているような意識が芽生えるかどうかは甚だ疑問です。仮に、皆さんは明日から授業が2分延びますといわれたところで、そんなに意識をするでしょうか?アメリカの様な、時間にきっちりしている所でやるのならば効果は抜群にあると思うのですが。アメリカでは授業の鐘がなると同時に先生の話が途中でも皆勢い良く教室を出て行きますからね。授業終了前からもう帰り支度なんて当たり前ですモウ。

2分伸ばすことにより、休憩が8分という微妙な長さになるという事もあり、このプランはどうも生徒と教師を混乱させるか、もしくは何の効果もなさそうな気がします。私は。

しかし、50分授業は懐かしいですねぇ。今の学校の3時間授業はキツいっす・・・。

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