巨人へ移籍した元近鉄のタフィ・ローズ外野手インタビュー。

2004/01/17 22:52 Written by コ○助

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今オフ、話題としては大きいのに扱いが地味だった感もあるローズ選手の巨人への移籍。パ・リーグ最高の外国人打者が巨人に移籍することは大きな事件だったなりが、移籍の話が出始めた頃から、ローズ選手の超高額な年俸を払うことができる球団が巨人しか無かったことが、盛り上がりに欠けた原因のひとつなりよね。非巨人ファンの間に「勝手にすればいいじゃない」的なムードが漂っていた感は否めないと思うなり。

ローズ選手は1996年に近鉄に入団。息の短い外国人選手が多い中、来日8年目を迎えるという、実に息の長い選手なり。この間、コンスタントに成績を残し続け、昨シーズン(2003年)までの通算成績は打率.289、288本塁打、824打点と驚異的。今シーズン中に300本塁打を達成することはほぼ確実、順調にいけば来シーズンには1000打点も達成しそうな勢いなりね。ちなみに、引退してもなお「史上最強の助っ人」の呼び声高い元阪神のランディ・バース内野手の通算成績は打率.337、本塁打202、打点486。本塁打と打点においては、ローズ選手の方が軽く凌駕しているわけなり。

「中日からもオファーがあったが、巨人ほど熱心じゃなかった」
「気持ちは近鉄のままだ。日本に行き、巨人のユニホームを着れば巨人の一員になるだろう。でも、近鉄には8年もいたんだ。気持ちは近鉄だ」
「シーズン中はもちろん近鉄を応援するが、シリーズで対戦するときは巨人の勝利のためにベストを尽くす」

「気持ちは近鉄のまま」。そういえば、先日電撃的にアストロズと契約、現役復帰を決めたロジャー・クレメンス投手も「心はヤンキース」という発言をしていたなりね。何なりか、これトレンドなりか(笑)。でもこれって、旧所属球団のファンにとってはちょっと嬉しい言葉なのかもしれないなりが、新球団に対しては結構失礼なこと言っているなりよね。まあ別に良いなりが。

巨人はローズ、小久保の新戦力に、高橋、清原、二岡、ペタジーニ、阿部あたりで200発打線を組むなんて噂されているなりが、果たしてそんな過去の数字通りの結果が残せるなりかね。開幕まで3か月。どれだけのものを見せてくれるのか、楽しみにしておくとするなり。

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