マイコー遅刻、判事怒る。

2004/01/17 11:22 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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アメリカの刑事裁判。一番最初の手続きは被告が罪状を認めるか、それとも否認するかを宣言する事から始まります。その後、予備審理と呼ばれる裁判所が起訴内容に裁判が必要かどうかを決める過程があります。予備審理で起訴が取り下げられ場合もありますが、大抵はその後実際に裁判が行われ、被告が有罪か無罪かを決めるわけです。

で、今回少年に対する性的虐待などの罪で起訴されているマイケル・ジャクソン。

アメリカ時間の今朝、カルフォルニア州はサンタマリア地裁にて罪状否認の手続きがあったんですが、この裁判沙汰の全工程の最初の段階で思いっきり遅刻。しかも、遅刻してるのに悠々と大型SUVで裁判所に乗り着けて、ファンに握手したりして、愛想を振りまくと言う…。

でも、裁判所といえばアメリカでも特に厳粛な場所とされていますし、判事に対しては入・退室の際に全員起立が定められているなど、とにかく敬意を払わないといけないのですよ。

なのに、こんな場所でも大スターな態度を崩さないマイコー。まあ予想出来たんですけど。でも、判事が遅刻してきたマイコーを小学生の先生みたいに叱りつけたのには、結構ウケました。

でも、叱咤されても全然反省の色はなかったみたいですねぇ。マイコーはその後裁判所の外で自分の車の上に乗ってダンスを披露したそうです…。

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