2003年のベッカムを振り返る。

2003/12/26 23:37 Written by コ○助

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ベッカムなりよ、デイビット・ベッカム。デービッドでもデビットでも、決まったカタカナの表記が定まっていないので、どの呼び方でも良いなりが、とりあえずデイビット・ベッカムで。今年はCMのプロモーションとレアル・マドリードの試合で2度も来日し、以前から続いていた人気がさらに爆発した感があったなりよね。もうあの喧噪から半年近く経っているなりか……。

でも、そんな日本でのタレント的なベッカム騒動とは別に、純粋にスポーツ選手としてのベッカムに焦点が当たったのは、なんと言ってもマンチェスター・ユナイテッドからレアル・マドリードへの移籍。長年「第二の父親」として慕ってきたマンチェスター・ユナイテッドのファーガソン監督との亀裂をきっかけに、6月に移籍が決定したなりよね。プレミアリーグのみならず、世界的にも人気のあるマンチェスター・ユナイテッドの「顔」であり、イングランドサッカーの象徴的な存在でもあったベッカムのレアル・マドリード移籍は、やはり大きな話題だったなり。ちなみにAP通信の選ぶ今年のスポーツ10大ニュースでは、ベッカムのレアル移籍が1位に輝いていたなり。参考までにAP通信のスポーツ10大ニュースを並べてみると。
1位 ベッカム、レアルに移籍
2位 新種のドーピング疑惑
3位 F1シューマッハ、6度目の総合優勝
4位 ツール・ド・フランス、アームストロングが5連覇
5位 ラグビーW杯、イングランドが優勝
6位 ロシア富豪によるチェルシー買収&巨額補強
7位 サッカーコンフェデ杯でカメルーン代表のフォエ急死
8位 NBAブライアントの婦女暴行容疑
9位 女子テニスでベルギー勢が大躍進
10位 ヨットのアメリカズカップでスイス艇優勝

日本ではそれほど話題になっていないようなことでも、世界的には大きなことがあると、気が付かされるランキングなりよね。ちなみに日本のスポーツ10大ニュースはどんなだったかな、ということでいろいろと探してみたなりが、スポーツだけに絞った10大ニュースを掲載していたのを見つけられたのがgooの「ニュースで振り返る2003」だけだったので、この順位を見てみると。(26日現在)
1位 阪神タイガースが18年ぶりにセリーグ制覇
2位 巨人・原辰徳監督、最短2年で電撃辞任
3位 ヤンキース松井、1年目でWシリーズ出場
4位 バスケの神様、マイケル・ジョーダンが引退
5位 末続慎吾、世界陸上200m.で初のメダル獲得
6位 ダイエー小久保の電撃トレードに衝撃走る
7位 北島康介が平泳ぎで世界新記録を樹立
8位 デビッド・ベッカムがレアルに電撃移籍
9位 モトGP事故、加藤大治郎の早すぎた死
10位 女子高生ゴルフ選手、宮里藍がプロ転向

ベッカム選手移籍に関しては8位と低めに見えるなりが、日本人以外の話題としてはジョーダンと2人しかベスト10にランクインしていないことを考えれば、結構な驚きを持って受け止められたと考えて良さそうなりか。

と、何だか話がズレて来たので軌道修正するとして。

今年のベッカム、レアル移籍当初はスペイン語が話せないためにチームメイトとの連携がうまくいかないとか、ベッカム批判が起こっているとか、そんなニュースもチラホラと流れていたなりが、シーズンが始まって試合で活躍をするようになってからは、あっと言う間にチームメイトにも認められる存在になったなりよね。ロナウドやラウル、ジダンといったメンバーからもベッカムに対しての美辞麗句が出ているのをよくスポーツ紙などで見かけるなり。

日本でも相変わらずCMに出てタレント的側面を見せながらも、本職のサッカーで素晴らしいプレーを披露し、ファンを魅了する。ミーハー的なファンも、純粋なサッカーファンも虜にするベッカム。来年もレアル・マドリードは日本で試合を行う計画があるようなので、ベッカムも再び来日しそうだし、来年もまたベッカムブーム、続きそうなりね。

ところで、goo(Number)には「今週のベッカム」なるコラム記事が掲載されているなりが、スペイン在住でベッカムウォッチャーの木村浩嗣氏のコラムがなかなか面白いので、時間があればぜひチェックしてみてくださいませ。


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