「ラストサムライ」の渡辺謙が助演男優賞候補となって、一気に日本でも知名度が高まったゴールデングローブ(以下"GB")賞。毎年、アカデミー賞の候補が発表になる直前の一月に、GB授賞式があるので、その年のオスカーが誰の手に渡るのか予測するのにも使われています。
で、今年の候補の中で、ウォール真木が個人的に注目しているのは、渡辺謙ともう一人、スカーレット・ヨハンセンScarlett Johansson なんです。彼女については以前も書いたことがありますが、Lost in Translation と言う日本を舞台にした映画で大物ビル・マーレィと対等に存在感のある演技を見せた若手の女優。若いなー、と思っていたらまだなんと二十歳前だそうで(笑)。映画の中では二十代前半の若妻を演じてましたが、その当時スカーレットちゃんはなんと17才だったとか!
で、今回のゴールデングローブ賞では、コメディ映画主演女優賞(出演作品:Lost in Translation)、さらにドラマ映画主演女優賞(出演作品:Girl with a Pearl Earring)の二つの部門でそれぞれ候補に挙がっているという快挙。末恐ろしい19才です。
彼女はぱっと見はこれといって美人ってわけでもないんですが、もの言いたげな口元が魅力的かな、と。セリフなんかなくても、その唇眺めているだけで幸せです、私は(爆)。
そういえば、彼女をはじめて見たのは「ゴーストワールド」と言う作品。インディーズ作品で、感性がちょっと不思議で、世間を斜めに見た二人の少女が登場する映画でした。ちょっと不幸せな人達が登場してくる、切なめな感じが漂う作品。DVDが出ているようなので、機会があったらご覧になってみてくださいなー。