近鉄の山村宏樹投手、阪神時代を語る。

2003/12/21 01:17 Written by コ○助

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1994年にドラフト1位で指名され、阪神の将来を背負う投手として期待を集めた山村投手。ただ、阪神時代の成績は通算15試合に登板し、1勝5敗と、全く良いところが無かったなりね。実力的にはもう少し活躍しても良かったはずなりが、「噂」では当時同僚だった中込伸投手から強烈ないじめを受けていたことが原因で、自律神経失調症になったと言われているなり。中込投手は以前から暴力的な行為が噂され、1997年ドラフト1位の中谷仁捕手が、携帯電話を目に当てて失明寸前に追いやられた事件にもお関与しているとか、していないとか。ハッキリとした情報は出ていないので、あくまでも「噂」なりが、確度の高い「噂」だというのが定説なり。

自律神経失調症になり、思うように投球することができなくなってしまった山村投手。1999年オフには阪神を解雇され、入団テストを経て近鉄に移籍。環境が変わって病気も良くなったのか、移籍初年の2000年に6勝を挙げてオールスターにも初出場、2001年には7勝を挙げて優勝に貢献するなど、見事に「元阪神ドラフト1位」らしい活躍を見せたなりね。ただ、それ以降はパッとせず、2002年は0勝、2003年は1勝と、期待を裏切るかたちとなっているなり。

そんな山村投手。これまで公式ページでチョロッと阪神から近鉄に移籍した経緯を説明していただけで、あまり阪神時代のことを語ってはいなかったなりが、珍しく語っている記事を見かけたのでご紹介なり。
「休まるときがなかったんですよ。こう、積み重なっていって…。もう逃げ出したくて、しようがなかったんですよ」
「ここまで来て、野球に対して欲が出てきたし、阪神を日本シリーズで倒したい。絶対に見返してやりたい」

今オフ、契約更改の席で「試合に出られる環境をつくってほしい。体はどこもおかしくない。生活もかかっている」と、移籍志願とも取れる発言をした山村投手。まあ近鉄でプレーを続けたいと思ってはいるのだと思うなりが、来季は登板機会があると良いなりね。まだ27歳、これからもまだまだ投げられる年齢だけに、近鉄移籍後2年間のようなピッチングに期待したいものなり。

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