イラクのジャーナリスト、フセイン捕獲に感涙。

2003/12/15 01:47 Written by

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イラクのジャーナリスト、ファタさんはフセイン捕獲のビデオを見たとき、思わず涙がこみ上げてきたそうです。

彼は何でも、1989年、1999年の2度にわたり、サダムフセインにより捕まり、「想像しうるすべての拷問」を受けたのだとか。捕まった理由は、「彼に許可無く新聞を発行したから」だそうです。

「彼の伸びきった髭、やつれた姿。どれだけ彼の姿が負け犬っぽかったか事か!!」

欧米のジャーナリストが、サダムフセインの健康状態や、捕まったときの詳細についての質問が集まる中、イラクのジャーナリストは彼の刑に興味心身のご様子。

「彼は死刑になるのか?」
「彼は本当に捕まったのか?」
「誰に彼の裁く権利を与えられるのか?」
「私たちが彼を裁くべきだ。」

やはりイラク陥落後、アメリカを始めとする連合軍による政情安定化活動が行われている一方、フセインの身元がはっきりしていなかったのは相当皆さん相当不安だった様子。記事によると、この人も何度となく「本当につかまったの?」と聞いていたのだとか。

とあるジャーナリストが彼に「君はサダム・シティ(町の名前)に住んでいるのかい?」と聞いたところ、彼は笑顔でこう答えたそうな。

"The name is now Sadr City."

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