「マイク・タイソンがK-1に電撃参戦！」。そんなニュースが流れたのは今年8月のことだったなり。K-1ファンはもちろんのこと、一般の人も含めて「をを！」という感じのビッグニュースだったなりが、あれから早くも4ヶ月。一向に参戦する気配なし。当初は大晦日のK-1イベントに参戦すると言っていたはずなのに。

K-1との契約自体は、秘密裏に行われたわけではなく、実際に報道陣を呼ぶかたちで調印されていたので成立しているはず。ではなぜなかなかK-1への参戦が実現しないのかと不思議に思う人も多いかもしれないなり。そこには、日本の法律の「壁」が存在していたなりよ。

マイク・タイソンはご存知のように元プロボクシング統一世界ヘビー級王者。全盛期のマイク・タイソンを知っている人ならば、いまだに「最強のボクサー」という印象を抱いているかもしれないなりね。コ○助も1988年と1990年に東京ドームで行われたマイク・タイソンの試合を当時スポーツ紙などをチェックしながら注目していたなりが、まあ胸が踊ったこと、踊ったこと。それまでヘビー級のボクシングに興味がない（日本にはないので）コ○助だったなりが、ノックアウト必至の派手な試合展開に、興味を引かれたなりね。当時は日本中がマイク・タイソンに熱狂していたはずなり。ゲームにもなっていたくらいだし（笑）。

そんなマイク・タイソンなりが、栄光からの転落もまた有名なところ。1992年には婦女暴行罪で禁固6年の判決を受け、3年間服役した過去を持つなり。日本の法律では、国内外で1年以上の懲役や禁固刑を受けた者の入国を認めていないため、マイク・タイソンもこれに抵触するわけなり。したがって、来日することは通常は不可能ということになるなりね。K-1と契約したのに、試合に出るべく来日できないのにはそういう事情があるわけなり。

K-1側としても、当然それくらいのことは知った上で契約したのだと思うなり。実は法務大臣が「特別な場合」と判断すれば入国を許可するケースもあるようで、K-1側はそれを狙っているようなりよ。そのため、現在K-1の公式ページでは「マイク・タイソン入国許可署名活動　100万人の来日嘆願キャンペーン」を展開。署名を集めて法務大臣に掛け合うというシナリオのようなり。

確かにマイク・タイソンがボブ・サップや曙と対戦している姿を見たい気持ちはあるなり。かつての、本当に強い姿を知っているだけに、あのパンチ力を持ってすればボブ・サップや曙クラスだったら一発でダウンだと思うなりが（笑）。皆さんはどうなりか？日本で、マイク・タイソン見たいなりか？もし見たいと思うのであれば、ぜひ署名活動に参加を。それ以外の人は、このキャンペーンがどこまで大きくなるか、傍観しませう。コ○助は傍観の方向で。