もうすっかりおなじみのマネキンドラマ「オー ! マイキー」。テレビ東京系の番組として放送開始当初から、皮肉の効いたセリフやマネキンの無表情感が大受けし、若い世代では人気を博したなりよね。その「オー！マイキー」が映画化され、世界三大映画祭のひとつ、ベルリン国際映画祭に出品されることになったというなり。すっげぇ……。

「オー ! マイキー」は未公開の新作などをまとめた60分の長編「ワー！マイキー」が東京都写真美術館で上映されたことがあったなりが、今回ベルリン国際映画祭に出品されるものが「ワー！マイキー」なのか、それとも別のものなのか詳細は不明。ただ、日刊スポーツ紙によると「未公開のものばかりを3本集めて編集し直し、英語で吹き替えた」とも書かれているので、新作の可能性が高いなりね。

出品されるのはベルリン国際映画祭の金熊賞獲得を目指すコンペ部門ではなく、作家性の強い作品が世界中から集うパノラマ部門。これまでもMOMA／ニューヨーク現代美術館での映画祭プログラムの表紙＆ポスターとなり話題を呼んだり、世界12の映画祭に出品され、絶賛されているという「オー ! マイキー」。ベルリン国際映画祭でも「オー ! マイキー」の旋風が巻き起こる可能性は十分あるのではないかと。

余談なりが、「オー ! マイキー」は現在フランス、ドイツ、ベルギー、アメリカなどで放送されているらしいなりよ。マネキンの顔が向こうの顔だし、吹き替えしても違和感のない番組なので世界中で放送されていても何の不思議もないなりが、すっごいなりねぇ、「オー ! マイキー」。またブームがやって来そうな予感なり。