阪神の片岡篤史内野手が悲痛の叫び「ヒノキ風呂やめて」。

2003/12/03 08:26 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


何のことやらさっぱり分からない人も多いと思うなりが、一部では結構話題になっていた片岡選手の「ヒノキ風呂」の話。皆さん、ご存知なりか?

野球選手には応援歌が存在しているのはご存知だと思うなりが、この歌詞の内容というのはファンでないとなかなかお目にする機会は無いはず。実はコ○助も阪神ファンなのに、全部の応援歌は歌えないなりよ。お恥ずかしい話なりが。それくらいマニアックな世界なわけなりが、参考までにどんな応援歌があるのか、阪神の選手のヒッティングマーチの歌詞を見てみると。
【今岡誠内野手】
燃える闘魂 この一振りに 唸れ今岡 誠の救世主

【赤星憲広外野手】
フィールド駆け抜ける セ界一のスプリンター 期待と夢乗せて 走れ赤い彗星

と、いった感じ。これを大合唱するのが楽しくて球場に行くわけなりが、片岡選手にも当然応援歌があるなりね。それが、これ。
【片岡篤史内野手】
右投げ左打ち 実家はヒノキ風呂 リフォーム リフォーム 片岡篤史

明らかに前述の今岡&赤星選手とは毛色の違う応援歌なりよね。野球に関係あるのは右投げ左打ちだけだし(笑)。なぜこういった応援歌になったのか、そして本人がどう思っているのかについて、長らく謎のベールに包まれていたなり。

ところが、11月29日に放送された関西テレビの「ぶっちゃけ!生タマゴン」に片岡選手が出演し、その真相が明らかにされたなり。出演することは知っていたなりが、関西ローカルの番組だったのでコ○助もどんなことが語られていたのか気になって仕方なかったなりよ。その番組で語られていたことをまとめると、
・実家はヒノキ風呂では無い
・ヒノキのサウナはあるらしい
・片岡選手も、片岡選手の父親もこの応援歌がイヤらしい

ネットでいろいろと情報を探してみると、どうやら発端はこういうことらしいなり。
FA権を行使して日本ハムから阪神にやって来たものの、1年目に全く活躍できなかった片岡選手。入団発表のときに上がった給料を何に使うか、という質問を受け、「実家の風呂をリフォームしたい」と答えたことを皮肉って、「給料泥棒」の意味を込めて歌われ始めた悪意ある応援歌がいつの間にか定着してしまった、と。

これもどこまで本当の話かは分からないなり。実際、片岡選手の父親は「日本ハム時代にリフォームした」と発言しているので、これが正しいのかも。ただ、皮肉を込めて作られた応援歌という点は正しいような気がするなりね。

片岡選手はこの応援歌に心を痛めているようで、2日に行われた契約更改の場での記者会見で、こう語ったなり。
「僕の応援歌で『実家はヒノキ風呂〜』というのがあるでしょ。あれをやめてもらいたいんですよ。実家、普通のお風呂なんで…。やっぱりいい気はしないんでね」

と、いうわけなので、阪神ファンの人は面白いからと言ってこの応援歌を歌うのは止めませう。今季は活躍をして名誉挽回した片岡選手だけに、少しでも気持ち良い環境で来季もさらに飛躍して欲しいなりからね。心ない応援歌にめげず、頑張って欲しいものなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.