元メッツの小宮山悟投手、古巣ロッテに復帰。

2003/12/03 01:42 Written by コ○助

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先日、早慶戦100周年記念試合として行われたオール早慶戦の模様をスポーツニュースで見ていたなり。多くの媒体がこの試合に出場した巨人の仁志敏久内野手(早稲田)と高橋由伸外野手(慶応)、ダイエーの和田毅投手(早稲田)にスポットを当て、テレビに映っていたのもほとんど「和田vs.高橋」という対決の模様だったなりが、どこだかの局のスポーツニュースで、ほんの3秒ほど、小宮山投手(早稲田)の姿が映ったなりね。今年2月に引退を表明し、今シーズンはテレビ番組などに出演する姿をよく見かけていたなりが、その登板、わずか3秒ながら「小宮山、まだまだやれそうじゃん」と正直思うようなピッチングだったなりよ。変化球がこう、上手い具合に変化していて、全然メッツ時代と変わってないなぁ、と。って、そりゃ数か月前まで実際に現役選手として投げていたのだから当たり前の話なりが。なので、そのスポーツニュースを見ながら、「引退したのもったいないなぁ」なんてことを思っていたなり。

そもそも、小宮山投手は、今シーズン引退する気なんてサラサラ無かったなりね。メッツを自由契約となった昨年末、当初はメジャーに渡る前に所属した横浜に復帰する意向だったなりが、「若手に経験を積ませたい」というチーム事情で横浜が獲得を見送り。国内他球団への移籍も模索したものの、メジャーにFA権を行使して移籍した際に発生した「保証金」を、小宮山投手獲得の際に横浜へ支払わなければならないという悪条件も重なって移籍先が見つからず。メジャーも含めて移籍先が見つからない→仕方ないから引退という流れになってしまったなり。そのため、小宮山投手自身は復帰に向けて着々と今シーズンもトレーニングに励んでいたのだとか。いや、何だかやれそうな気がするなりよ。

ロッテの新監督であるボビー・バレンタイン監督は、小宮山投手がメッツ時代の監督を務めていたという師弟関係もバッチリ。それどころか、バレンタイン監督が以前ロッテの監督を務めていたときにも、小宮山投手はロッテのエースとして活躍をしていたなりね。なので、ロッテから打診があったあと、復帰はスムーズに決定したようなり。ちなみにFAの保証金は2年間で失効するということなので、今回のロッテ復帰の場合には移籍金が発生しないようなり。

1年間のブランクはプロの世界では厳しいものになりそうなりが、小宮山投手がかつて見せたような、精密機器のようなビシッとしたコントロールが見事に復活するかどうか。来季のロッテから目が離せなくなってきたなり。

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