広島の新球場建設計画が暗礁に。

2003/11/29 08:01 Written by コ○助

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広島に新球場。Narinari.comで最初にこの話題を取り上げたのは、2002年12月28日のことだったなり。「そんな話知らなかった」という人のために、そのときのコメントを振り返ってみると。

※※以下抜粋※※
JR広島駅東側の貨物ヤード跡地(広島市南区)に建設される新球場を巡って、広島東洋カープや鹿島建設、電通、アメリカ最大の商業デベロッパー「サイモン・プロパティ・グループ」など7社で構成する共同企業体「チーム・エンティアム」と広島市が球場の形態について討議を重ねて来たなりが、市側が提案していたドーム球場案を「チーム・エンティアム」側が却下。屋根無しの開放的な球場を2004年着工、2007年開業のスケジュールで建設することが決定したようなり。広島市民からはドーム球場を望む声も大きかったようなりが、最終的にはドーム化にかかる経費(約120億円)と、それに伴う入場料設定の高騰→観客動員減を懸念する広島東洋カープが難色を示していたようなりね。まあ実際に球場でプレーをすることになる選手からは天然芝の屋根無し球場の方が身体への負担が少ないということで評判も良いようなので、開放的な球場の建設は正しいのではないかと。現在の広島市民球場が広島東洋カープの本拠地なのもあと4年なりか。広島ファンならずとも、独特な雰囲気を持つ広島市民球場の姿を目に焼き付けておくべし。
※※ここまで※※

と、いうわけで、来年の着工に向けて、天然芝の屋根なし球場建設に向けて動いていたわけなりが、サイモン・プロパティ・グループが撤退してしまったため、資金調達のめどが立たずに計画は頓挫。かたちを変えて計画が復活、もしくは新たなスポンサーを見つけて計画再開といったことも有り得るなりが、現時点では完全に暗礁に乗り上げてしまったようなりよ。1957年に建設された広島市民球場は、来年で築47年。老朽化が目立つところもあるだけに、新球場計画がもしこのまま消えてしまうと、広島東洋カープにとっても痛いことこの上なしなりね。果たしてどうなってしまうのやら……。

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