イギリスの朝ごはん

2003/11/19 01:51 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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ご無沙汰しております、ウォール真木です。

今回のお話はイギリス式朝ごはんについてです。以前もお話したかもしれませんが、セントルイスに引っ越してくる以前は5年ほどイギリスに住んでいたんですよ。で、今回のニュースを読んで思わずイギリスの食べ物について色々思い出しちゃったわけで(笑)。

イギリス式、朝ごはん。それは同じ英語圏でありながらアメリカのそれとは一線を記しています。例えば、半分に切って焼いたトマトや、マッシュルームがイギリスの朝ごはんには付いてくるし、ベーコンは、アメリカでは細長いモノが、イギリスではいわゆる「カナディアン・ベーコン」と呼ばれるモノです(こっちのほうが脂身が少ない)。ソーセージはアメリカでもイギリスでも朝食に食べますが、イギリスのソーセージはつなぎにパン粉が大量に使われているためか、歯ごたえが悪くて…。ドイツが近いのに、なんで美味しいソーセージがないのでしょうね?

イギリス人は島国の日本と同様、朝ごはんにキッパーと呼ばれる魚の干物が出てきます。これは日本人の口に合います。美味しいです。アメリカ人は絶対に朝食に魚なんか食べませんからねぇ。

そして、イギリスの朝ごはんに欠かせないのが、マーマイト。これはビン入りの茶色の半液状の物体で、イースト菌から作られたモノ。どろどろした黒っぽい味噌というか、そんな感じの見た目です。これをパンに薄く塗って食べます。

で、味はというととてもじゃないけど文面では表現出来ない味。しょっぱくて、醤油のように発酵した感じの味わいですが、醤油の味ではなく…。とにかく、アメリカ人の旦那に言わせると「この世で最高にまずいもの」だそうです。

が、私は意外と好きなんですよ。これ。この間セントルイスのインターナショナル食材店で見付けたので、思わず購入してしまいました。ビタミンBが豊富で、イギリスでは健康食品として、妊婦さんに薦めているそうです。

マーマイト、コ○助さんに今度送ってみよう♪

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