映画「ブラウン・バニー」のヴィンセント・ギャロ監督インタビュー。

2003/11/17 00:22 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


さあ、ギャロ、ギャロでございますなり。いわゆる「おしゃれな」映画として、カリスマ的人気を誇った「バッファロー'66」から早5年。監督第2作となる「ブラウン・バニー」がようやく公開の運びとなるなりね。日本での公開は22日から。すでに予告編を観た人も多いかと思うなりが、相変わらずまったりとした感じのギャロワールドがそこにあるなり(笑)。

コ○助はクリスティーナ・リッチが好きだったので「バッファロー'66」を観たクチ。なので、当時ギャロ自体にはさして興味もなかったなりが、「バッファロー'66」はコ○助にもやっぱりグッと来たなりよ。初監督作品にして、これだけ存在感のある作品を撮るギャロはただ者じゃないなぁ、と。この頃のクリスティーナ・リッチはかなり太めだったなりが、それもまたキュートに見えたりして、完全にギャロマジックにやられていたなり(笑)。

そのギャロの久々の新作が「ブラウン・バニー」ということで、期待したいのは山々なりが、実はこの作品。今年5月のカンヌ国際映画祭に出品された際に、批評家の間から散々こき下ろされて、ギャロがヘソを曲げてしまった作品としても有名なりね。読売新聞にはこのときの様子を「上映中はしばしば失笑が漏れ、終映後はブーイングと拍手がせめぎ合う異様な光景」が見られたと書いているなり。コ○助の記憶が正しければ、あまりに痛烈な酷評を受けたため、ギャロは「もう二度と映画は撮らない」と宣言したのだとか。まあそのときのノリだとは思うので、絶対に撮らないとは思わないなりが、またしばらくは監督業からは離れてしまいそうなりねぇ。

「(映画への批判は)気にしていない」
「僕の(ゲイ批判など)保守的な発言が気に入らない批評家は、はなから僕を批判したがっていた。だから開映直後にブーイングが起きたんだ」
「僕が信用しているのは、映画を正当に評価してくれる日本人だけだ」

日本人だけかどうかはともかく(笑)。日本には好意的な姿勢を持っているようで。まあ「バッファロー'66」も結構ヒットしたなりからねぇ。コ○助も映画2回観て、DVDも買ったので、ギャロに少なからず貢献しているはずなり(笑)。

ま、世間の評価が高かろうが、低かろうが、面白いと思うかどうかは観る人次第。まずは観てみないと。22日の公開を楽しみに待つとするなり。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.