元モーニング娘。の市井紗耶香が引退。

2003/11/10 01:47 Written by コ○助

このエントリーをはてなブックマークに追加


市井紗耶香がモーニング娘。を去り、しばらくしてソロ歌手として復帰したとき。コ○助はちょっと嬉しかったなりよ。「シンガーソングライターになりたい」という理由でモーニング娘。を脱退(本当はシャッフルユニットのような一貫性のない活動が嫌になったとも言われているなりが)、もうこのまま消えていくのかと思ったら、見事に復帰したなりからね。コ○助はモーニング娘。時代の市井紗耶香が好きだったわけでは無いなりが、脱退前にプッチモニとしてリリースした(当時のメンバーは保田圭、市井紗耶香、後藤真希)「ちょこっとLOVE」のプロモを何度も見返すたびに、「急に可愛くなった矢先に脱退なんてもったいない」とずっと思っていたものなり。それだけに、ソロで復活したときには、嬉しい気持ちが自然と湧いてきたなりね。

ところが、ソロデビューのパートナーとして登場したのは、シャ乱Qのたいせー。「プロデューサー」の肩書きを付けたたいせーが市井紗耶香を指導している映像などを見たとき、「これはいったい何の罰ゲームなんだ」と思ってしまったなりよ(笑)。正直、たいせーをあてがわれた時点で、市井紗耶香は終わってしまったと言っても良かったかもしれないなりね。つんくファミリーとも言い難い、中途半端なポジションで生きていくことになってしまった市井紗耶香。いっそのこと、全くつんくの息のかからない場所で再デビューができれば良かったのに。ただただ、それが悔やまれて仕方ないなり。

2001年10月に復帰、2002年4月、たいせープロデュースとして再デビューを果たした「市井紗耶香 in CUBIC-CROSS」は、音楽チャート番組を見れば分かるように、かなり深刻な苦戦を強いられていたなりね。結局これまで1年半の間に発売したのはシングル4枚とアルバム1枚。そして最後に市井紗耶香のソロ名義のシングル1枚。売れない現状に嫌気がさしたのか、市井紗耶香なりの、たいせーへの見限りなのかは分からないなりが、悲しいかな「引退」というかたちで、市井紗耶香は表舞台から姿を消すことになってしまったなりね。

公式ページに載せられた市井紗耶香の最後のメッセージ。
「これから、私は自分のなりたいもの、自分の幸せのもっとを探しに行きます。
2度目の旅です。
ちょっとずつでもいいから、わたしが強くなれるように頑張って行きます。
いろんな人や物とふれあって、たくさんの刺激を経験したいです。
歌が嫌いになったわけじゃなくて、もっとたくさんのことを経験したいって思うようになった。
わがままって言われると思うけど、それも市井紗耶香だから。ゴメンね・・・」
これから市井紗耶香がどういった人生を歩むことになるのかは知るよしもないなりが、芸能界からは足を洗って、普通の人として生きていくことになるようなり。後藤真希よりも輝いて見えた「ちょこっとLOVE」を知ってしまっているだけに、何とも寂しい末路なりねぇ。

芸能界で売れる、売れないはビジュアル的なものだけでなく、人によるところが大きいなぁ、と。そんなことを痛感させられた市井紗耶香の脱退→復活→引退に至る、約2年間だったなり。組んだ相手がたいせーじゃなかったら……。誰もが思っていることとはいえ、言わずにはいられないなりね。たいせーめ(笑)。

TOPへ戻る
このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright © Narinari.com. All rights reserved.