ソニーが携帯型ゲーム機を開発。そんなニュースが流れたのは今年の5月のことだったなり。「21世紀のウォークマン」とソニーの代名詞的な製品名をコンセプトに冠しているあたりからも相当な気合いを感じる製品なりが、そのスペックが驚くべきものだったなりね。「1.8GBの光ディスクを採用」「USB 2.0装備」「3DグラフィックスやMPEG-4再生機能」「液晶は16:9の横長画面を持つ480×272ピクセルのワイド型TFT液晶、4.5インチ以下でバックライト付き」「無線LAN対応」「将来的にはオプションでデジタルチューナー提供」などなど。現在携帯ゲーム機の主流である任天堂のゲームボーイアドバンスをはるかにしのぐスペックの「PSP」。発売時期が「来年末」と発表されていたので、まだずいぶん先のことだと思っていたなりが、意外にも早い段階でコンセプトモデルが発表されたなり。

発表されたモデルは、NTTドコモのソニー・エリクソン製端末「SO505i」を薄く、大きくしたようなイメージ。新しい製品ながら、すでに何だか見慣れたようなデザインなり。プレステと同様の「△□○×」の4ボタンが配置されているので、プレステユーザーが操作に迷うことは無さそうなりね。

まだコンセプトモデルなので、これからどんどんデザインも変わっていくかもしれないなりが、小出しにされる情報を見ながら「PSP」への期待を高めていくとするなりか。それにしても、いったい「PSP」はいくらくらいになるなりかねぇ。3万円くらいまでだったら買っても良いなりが……。