ヤクルトの高津臣吾投手がFA宣言、メジャーと交渉へ。

2003/11/05 00:59 Written by コ○助

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長年プレーしてきたことに対するご褒美的な側面もあるFA権なので、権利を獲得した選手が、その権利を行使して他球団の評価を聞きたいと思うのは別段不思議の無いところ。年を追うごとにFA権の有資格者が増え、権利を行使する選手も増えてきているわけなりが、主力級の選手がFA権を行使すると、その球団のファンにとってはやっぱりショックなもの。決してFA宣言→他球団への移籍という流れになるわけでは無いなりが、「他球団の評価を聞いてみたい」=「現球団の評価に満足していない」とも言えるだけに、FA宣言後に選手の所属先が確定するまでは、気が気でない日々を過ごすことになるなり。

ヤクルトの高津投手は、言わずと知れたセ・リーグを代表する名ストッパー。ヤクルト一筋13年、積み上げたセーブ数は260、セーブポイント数は289。ともに現マリナーズの佐々木主浩投手を抜いて歴代1位の金字塔を打ち立てたなりね。高津投手が本格的にストッパーに転向したのは1993年からなりが、この10年間は不動のストッパーとしてヤクルトの最後を締めくくるのは高津投手、というのが当然だっただけに、仮にFA権行使後に他球団(メジャー含む)に移籍なんてことになったら、ヤクルトの風景がガラッと変わってしまうことになるわけなり。

高津投手は以前からメジャー志向があるとは言われ続けてきたなりが、今オフの契約交渉でも満足のいく契約内容だったらヤクルトとすんなり契約をする「はず」だったと伝えられているなり。どうやら、高津投手は複数年契約を希望したのに対し、球団があくまでも単年にこだわったことが、しこりを生んでしまったようなりよ。まあ球団も経営判断ということなので、仕方ないことかもしれないなりが、もし移籍なんてことになったら、球団の功労者を手放すことになってしまうわけで。良いのか、ヤクルト。そんなに簡単に手放すことになってしまっても……。

メジャーではヤンキースが調査を開始したという噂もあるし、ストッパーが固定できずに悩み続ける巨人が参戦する可能性もあるなりよね。高津投手、来季はいったいどこの球団に……。

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