横浜、阪神の下柳剛投手獲得へ。

2003/11/01 01:05 Written by コ○助

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阪神ファンが浮かれていたのは日本シリーズまで。日本シリーズが終わったら、なんだか頭の痛い話ばかりが紙面を踊っているなりよね。中でも今一番ホットな話題は、伊良部・下柳・藪のFA3投手の動向。皆、退団→移籍を視野に入れているという噂もチラホラ出てきているだけに、ファンにとっては気が気でないところなり。

下柳投手は、昨オフに阪神から坪井智哉外野手、伊達昌司投手、山田勝彦捕手、日本ハムから野口寿浩捕手、中村豊外野手、下柳投手という3対3のトレード(実際には2回に分けてトレード実施)でやって来たなりが、良い意味で阪神ファンの予想を裏切り、今季は先発ローテーションをきっちりと守った貴重な左腕として、10勝5敗、防御率3.73の活躍を見せたなりね。コ○助は今年2回、下柳投手が先発の試合(甲子園と横浜スタジアム)を見に行ったなりが、せっかく行った甲子園では惜しくも負け投手になっていたなりねぇ。悪いピッチングではなかったなりが、なんだかせっかく甲子園まで行ったのに負けてしまったので、下柳投手に八つ当たりしていたことが懐かしくもあるなりが、二桁勝利を挙げた、貴重な左腕投手。たった1年の在籍で阪神を去るようなことにはなって欲しくないなりが……。

トレードで獲得、実働1年でFA移籍というパターンは、阪神ファンの間で今なおトラウマとして残り続ける松永浩美内野手のパターン(※エースの野田浩司投手を放出して獲得も、1年後にFAでダイエー移籍。その後野田投手はオリックスで才能を開花、パ・リーグのエースとして活躍しただけに、阪神ファンの「出し損」という鬱屈としたイメージを心に刻み込むことになった、低迷時代の阪神を語る上で欠かせない事件)。横浜が獲得に動くのは自由なりが、肝心の下柳投手の気持ちは、というと、サンケイスポーツによれば「下柳はFA宣言する。それも、移籍を視野に入れているようだ」「下柳は日本ハム時代に7年間、東京で生活。阪神に移籍した後も、愛犬を東京の知人に預けたままだったように、在京志向がいまだに残っている模様だ」と、何やらきな臭い動きになりそうな予感も。FA移籍が濃厚とも言われる伊良部秀輝投手共々、阪神ファンにとって辛いオフにならないことをただただ祈るばかりなり……。

【工藤一彦】伊良部&下柳“消える”とどうなるか

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