au、高速データ通信「EV-DO」の4200円定額制を発表。

2003/10/23 08:13 Written by コ○助

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これまでPHSの独壇場だったモバイルデータ通信。携帯電話各社は第3世代携帯電話に切り替え、将来的な高速データ通信の展望について語られていたなりが、auが長らく導入を予告していた「CDMA2000 1xEV-DO」の商用サービスが遂に姿を現したなり。最大2.4Mbpsという、ADSL並の速度が魅力の「CDMA2000 1xEV-DO」。PHSの現在のMAXスピードである128kbpsから飛躍的に速くなる「CDMA2000 1xEV-DO」。そのサービスの内容とは。

発表された「CDMA 1x WIN」のサービス内容は大きく分けて2本立て。普通にパソコンに接続して、インターネットなどを利用する場合。これは現在DDIポケットのAir H"に代表されるPHSのデータ通信と完全に競合する部分なりが、発表された料金・サービス内容は以下の通りなり。
・料金プランは全国統一。
・通話先や時間帯、距離区分に関わらず一律30秒課金。
・音声タイプの端末向けには月額10,000円で6,600円分の無料通話を含んだ「プランL」など4つの料金プラン。
・カードタイプの端末向けには月額1,500円、1パケット0.1円の「WIN シングル」のみ。

もう一つは音声タイプの端末向けに、メールとEZwebが月額4,200円で定額となるサービス。速度は144kbpsに制限されるなりが、まあEZweb程度のサイトを見るくらいだったらそれで十分なのではないかと。定額制の導入によって、動画メールや動画コンテンツの普及は一気に進む可能性が高いだけに、第3世代ですでに大幅にリードしているauが、さらに他社の追随を許さないほど先に行ってしまうかもしれないなりね。

メールやEZwebの利用が多い人にはお得そうなサービスなりが、注意しなくてはいけないのが、対応端末が限られているということ。現在のところ同時に発表された日立製作所製の「W11H」と京セラ製の「W11K」の2機種しか対応していないので、サービスを利用したい人は注意してくださいませ。

しかしauの攻勢は凄いなりが、端末ごとに利用できるサービスが違いすぎて、ちょっとユーザーには複雑になってきたなりね。理解するのが大変そうなり。

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