高橋がなりがソニン主演映画を製作。

2003/10/17 21:16 Written by コ○助

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「¥マネーの虎」で一躍有名となった、AV会社ソフト・オン・デマンド社長の高橋がなり。自らのことを「AV屋」と呼び、世間的に認められにくいAV業界から飛び出した異端の若手社長として、その攻めのトークも相まって人気を博しているなりよね。雑誌媒体にも連載を抱え、昨年発売された著書「がなり説法」も飛ぶように売れるなど、ここ数年若い世代を中心にちょっとした「がなりブーム」が起こっているなり。

そんな高橋がなりが、製作費3億円、宣伝費2億円をかけ映画「あゝ!一軒家プロレス」を製作。日本映画界に挑戦状を叩きつけるというなりよ。かつて日活ロマンポルノは数々の名監督を輩出(森田芳光、崔洋一、金子修介、中田秀夫、中原俊、故・相米慎二などなど)しているなりが、もしかしたらAV業界からも将来名監督と呼ばれるような人が出てくるのかも……。と、先々のことは分からないなりが、AVの製作会社が劇場用作品を製作するというのも、珍しいことなのではないかと。

「あゝ!一軒家プロレス」のストーリーは、スポニチによると。
「人気プロレス団体のトップレスラーが、あこがれのマイホームを建て新築パーティーを開くが、さ細なケンカが原因で全壊。マイホーム再建のため奔走する過程で、テレビ局のプロデューサーや他団体などさまざまな陰謀を乗り越えていく姿を描く」
主演はプロレスラーの橋本真也と、映画初出演となるソニン。う〜む、どうしてもソニンは色モノにしか出演できないなりねぇ(笑)。

ちなみに、この映画。まだ配給会社も公開予定も決まっておらず、とりあえず製作をする、という段階。製作費に匹敵する宣伝費を投じて、配給会社を「公募」すると言うなりよ。この新しい試み、上手くいくのかどうか。

高橋がなりが映画に乗り出すということについては、今月頭に夕刊フジに掲載されたインタビュー記事で明らかにされていたなり。その中でこんなことを語っているなり。
「8月21日に後楽園ホールで大日本プロレスへ協賛して興業を行った『一軒家プロレス』。実際に後楽園ホールに家を一軒建てて、その中でプロレスをして一夜で破壊しちゃう・・・・、奇想天外、お客様に大好評だった。次回は東京ドームに江戸城を建てようかと考えています。少数の人が100点くれるよりも、大勢の人が70点くれる、バラエティー作品を作りたいと思っています」
なるほど、今回の映画「あゝ!一軒家プロレス」はこの興業が下敷きになっているみたいなりね。一部では好評だったという「一軒家プロレス」が、映画というフィールドで受け入れられるかどうかは微妙なところなりが、どういった作品になるのかは単純に楽しみではあるなり。

それにしても良かったなりよ、ソニンがAV的なエロスに巻き込まれるわけではなさそうで(笑)。

☆夕刊フジ「高橋がなりの虎の目」
第1回 映画一揆
第2回 世界制覇
第3回 AV夜明け前
第4回 BB黒船来航

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