人気ラーメン店「あ・うん」の店長、強盗強姦容疑で逮捕。

2003/10/16 01:45 Written by コ○助

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思い出すなりねぇ、「あ・うん」。東京・池袋は今やラーメン激戦区と呼ばれているなりが、古くから池袋に足繁く通うコ○助はどうやら舌の感覚がおかしくなってしまったのか、池袋のラーメンは「蒙古タンメン中本」か「ラーメン二郎」しか美味しいと感じなくなってしまっていたなりね。他の街の評判の店に行けば、「おお、美味い!」と素直に感じられる店もあったなりが、池袋ではどうしてもこの癖のある二大巨頭ラーメンしか受け付けない身体になっていたなり。

コ○助は基本的に行列に並んでまでラーメンを食べたくないというわがままなラーメン好きなので、行列ができている店には1度でも行けば良い方。例えば池袋では「光麺」「えるびす」「山頭火」などの超有名店は、まだ行列ができる前の頃に行ったか、行列に並んで1度行ったきり、といった感じなりね。別にラーメンが美味いとかまずいといった基準がそうさせているのではなく、単にコ○助の中でラーメンというのは「腹減ったときにサクッと食べられる美味い食事」という定義なので、サクッと食えなければあまり意味がないなりよ。ある店に並んで時間を無駄にするくらいなら、別のもの食べるか別の店に行くなり。コ○助はそんな人。

ある日のこと。コ○助は友人と池袋の街をブラブラとしていたなり。駅前の喧噪を離れて立教大学方面に歩いていくと、友人が「あのラーメン屋が2つ競ってるところ知ってる?」と言うなりよ。知ってる、知ってる。東京では超有名なつけ麺の名店(らしい)「麺屋 ごとう」と、鯛ラーメンで一躍有名になった「あ・うん」。この2つの人気店が同じビルの1階と2階で軒を連ねているという、プチラーメン博物館状態のような感じなりよ。なので、いつも両方の店から伸びる行列が目立つスポットとなっているなり。コ○助はこの両店を当然知ってはいたなりが、いつも混んでいるので実際に行ったことは無かったなりね。

友人が言うなり。「『ごとう』は食べたことあるんだ。でも『あ・うん』を食べてみたい」。

コ○助はつけ麺には全く興味がない人。なのできっと「『ごとう』に行きたい」と言われたら断っていたかもしれないなりが、コ○助もちょっと気になっていた鯛ラーメンの「あ・うん」。そして時計を見るとちょうど昼時。行列はできているなりが付き合いで並んでやることにしたなり。

待つこと30分ほど。よくそんなに我慢したなぁ、とも思ったなりが、実際に注文して食べた鯛ラーメンは、なるほど、言われるだけあって結構美味しかったなりね。でも、まあジャンキーな「蒙古タンメン中本」&「ラーメン二郎」にやられているコ○助にはやや物足りないものだったなりが(笑)。

と、そんなわけで、「あ・うん」は超人気のラーメン店。昨年大晦日に放送されて話題となった日本テレビ系の「史上最大!全国民が選ぶ美味しいラーメン屋さん列島最新ベスト99」でも8位に食い込むなど、新興のラーメン店としてはかなり健闘していた部類に入るのではないかと。

「あ・うん」は2001年1月に開店、親会社は築地に本店を持つかっぽう料理店「竹若」。社長の竹若勝氏がラーメン店を開こうと思い、厳しい面接を経て店長として採用されたのが今回の事件の当事者、吽野優容疑者だったというわけなり。

吽野優容疑者の直接の容疑は、今年5月に板橋区の女子大生宅に刃物を持って押し入り、強姦をしたことなのだとか。ラーメン店も軌道に乗り、一定の評価を受け、はたから見たら成功しているようにも思えるなりが、それらもすべて棒に振ってしまったなりね。店長が逮捕されたからといって、「あ・うん」が無くなるわけでは無いと思うなりが、容疑が容疑だけに、なんだかガックリさせられる話だったなり。

店長なき後、「あ・うん」の今後はいかに。

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