阪神の川尻哲郎投手がトレード要員に。

2003/09/29 12:42 Written by コ○助

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サイドスローの名投手。全盛期の川尻投手は、まさに名投手と言えるほどの凄みがあったなりよね。ノーヒットノーランと達成したり、日米野球で好投したり、1年おきに二ケタ勝利を挙げたりと、なかなか個性的な選手なりが、その一方で脱税事件で謹慎処分を受けたり、ポスティングによるメジャー移籍を強硬に訴えたりと、球団首脳とぶつかることも多々あった選手でもあるなり。

川尻投手は1994年にドラフト4位で阪神に入団。亜細亜大学時代は小池秀郎投手、高津臣吾投手の控えだったなりが、社会人の日産自動車に入社後、サイドスローに転向してメキメキと成績を上げ、日本代表に選ばれるなどなかなかの実績を引っ提げて阪神にやって来たなり。
阪神入団後は先発陣の柱として活躍することも多々。最高の成績を収めたのは入団2年目の1996年で、37試合13勝9敗、防御率3.26。今年は2試合1勝1敗、防御率9.00だったなり。

メジャー移籍騒動があった2001年オフ。野村前監督との確執によって干され続けていた川尻投手の不満が爆発して起こったともいえる移籍騒動だったなりが、最終的には星野監督に監督が交代するということで事態は収拾されたなりよね。あのとき、球団に成績とは全く見合わない年俸を要求し、それが叶わぬ場合にはメジャー移籍、という姿勢を貫いていた川尻投手。この騒動で「お騒がせ男」とのイメージが付いてしまったのは、否定できないところなり。あれから2年。結局川尻投手は腐ってしまったのか、1軍で活躍することは無かったなりね。

阪神の来季戦力構想から完全に外れてしまい、トレードが不調に終わった場合には自由契約という可能性もあるのだとか。現在34歳。憧れのメジャー挑戦をするには年齢が行ってしまった感も否めないなりが、自由契約になれば挑戦するってなこともあるかもしれないなりね。トレードか、自由契約か。注目なり。

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