「週刊少年ジャンプ」を早く売る店。

2003/09/25 03:12 Written by コ○助

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さて、掲示板を読んでいたら最近表題の件に関して話が出ていたので、ちょっとご紹介なり。これに関してはコ○助にも思い出が。

コ○助が「週刊少年ジャンプ」を読んでいたのは小学生の頃までなので、15〜6年ほど前のことなりか。記憶に残っている最後の方の作品を挙げてみると、「ろくでなしBLUES」に「ジョジョの奇妙な冒険」の第1部(ジョナサン・ジョースターとディオの対決あたり)、それにギリギリ「スラムダンク」あたりなりか。正直、「スラムダンク」は全然記憶になかったりするので、もしかしたらコ○助が読んでいた時期では無いのかもしれないなりね。あ、「ドラゴンボール」も、悟空に子供が出来たあたりからはもう全然知らないなり(笑)。基本的に鳥山明は「DR.スランプ アラレちゃん」のイメージが強いという、実に古い人なりよ、コ○助は(笑)。初期の「週刊少年ジャンプ」の記憶をたどると「よろしくメカドック」とかだし。
最も「週刊少年ジャンプ」を読み込んでいたのは、恐らく「ジャンプの黄金期」とも言える頃。「北斗の拳」「聖闘士星矢」「魁!男塾」「キン肉マン」「キャッツアイ」(シティーハンターでは無いのがミソ)といった作品たちが連載されていた頃なりね。コ○助が通う小学校で一番流行っていたのは、「聖闘士星矢」だったなりねぇ。毎日「俺氷河!ダイヤモンドダストー!!」とか、「じゃあ俺はキャンサーのデスマスクね。積尸気冥界波(せきしきめいかいは)!」とか、「聖闘士星矢」ごっこに明け暮れたものなり(笑)。

その頃、あったなりよ、確かに。「週刊少年ジャンプ」を、通常の発売日である月曜日よりも早く売る店が。掲示板に書き込んでいただいたmaさんの報告はこんな感じなり。
「私の住んでいる所は毎週月曜日に発売されるんですけどそれよりも早く土曜日に発売してくれる酒屋があってよく買っていました」
コ○助が友人などから聞く話によると、結構土曜日売りの店が多かったようなりが、コ○助はいつも金曜日に買っていたなりね。毎週金曜日の午後4時くらいからだったなりか。近所のうらぶれた感じの、ホコリかぶった本しか売っていないようなショボショボでボロボロの本屋の奥の方のレジで、店主の愛想の悪いオッサンが一人ずつ手売りしていたなりね。そして手売りされる「週刊少年ジャンプ」は、周囲に早く売っていることがばれないようにするためなのか、一冊一冊全てわら半紙のような紙で包装されており、非常に怪しい雰囲気たっぷりの販売方法だったなりね。毎週販売時間が近づくと近所のガキ(コ○助を含む)どもがワラワラと集まって、店内は大盛況だったものなり。あくまでもショボショボでボロボロの店、しかも愛想の悪い店主なので、普段は客なんぞ誰もいないような店だったなりが。ずっと忘れていた記憶が蘇ってきたなり。

皆さんは「週刊少年ジャンプ」を早売りしていた店で買っていた、なんて経験はあるなりか?きっと世の中の「週刊少年ジャンプ」愛読者が皆「早く読みたい、早く読みたい」という欲求を抱いていた、それくらい「週刊少年ジャンプ」が熱い時代だったということなりよね。今はあまり雑誌の早売りの店って聞かないなりが、そこまでひとつの雑誌に対する熱ってのが無いのだろうし、店側にしてもリスクを犯してまで(きっと早売りはいけないことなんだ、と子供心に感じてはいたなり)売る価値が無くなったのかもしれないなり。

しかし懐かしい話なりねぇ(笑)。

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