今年8月から、全国約120店舗のモスバーガーで発売が開始された高級バーガー、580円の「匠味（たくみ）」と640円の「匠味（たくみ）チーズ」。皆さんはもう試してみたなりか？販売店舗が9月5日から278店舗に拡大されたため、だいぶ買いやすくなったとは聞くなりが、1日限定10食という少量の限定販売。まだまだ簡単には手に入らないなりよ、これは。

かく言うコ○助も、一度は「匠味」を食べてみたいと思い、何度か購入しにモスバーガーに出向いてはいるなりよ。しかしながら、コ○助の住む街にあるモスバーガーでは異常に「匠味」の競争率が高い！ゆえに、いまだにコ○助も「匠味」には出会えていないなりね。むぅ。

最初のアタックは、9月5日。「匠味」の販売店舗が拡大され、コ○助の住む街のモスバーガーでも取り扱いが始まった日だったなり。この日ばかりは明確に「モスバーガーで『匠味』を喰らう」という目的を持って店舗へと向かったなりが、午後7時過ぎに行ったら「完売」の文字が掲げられていたなりね。まあ初日だし、限定だし、時間が遅かったので仕方ないということで、その日はすごすごと帰ることに。

次のアタックはそれから1週間ほどしてからのこと。すっかり「匠味」のことなんて忘れていたなりが、販売開始からちょっと時間も経ったし、それほど売れていないだろうと勝手な推測をしながら再びモスバーガーに向かうことに。やはりこの日も午後7時過ぎだったなりが、「完売」の文字が掲げられていたなりね。むぅ、そんなに人気なりか。それとも単に10食限定という数が少なすぎるだけなのか。
前回のアタックと同じ「成果無し」で帰宅するのがシャクだったので、店員さんにいろいろと聞いてみることに。
コ○「『匠味』って相当売れてるんですか？』
店員「えぇ、おかげさまで」
コ○「だいたいいつも何時頃に売り切れてしまうんですか？」
店員「そうですね。毎日午後3時から販売開始するんですが、5分で全て売り切れてしまうんです」
コ○「ご、5分……。しかも午後3時からって（笑）」

そう、5分というスピード売り切れもさることながら、平日の午後3時にモスバーガーにはなかなか行けないじゃないなりか。これはコ○助の読みが相当甘かったなりよ。「匠味」を手にするには、かなりの覚悟が必要だったようなり。

そんな事実を知ったコ○助は、今度こそ手に入れようと3度目のアタックを敢行することに。3度目の正直、今度は午後2時50分頃にモスバーガーに行くことができるように時間を調整し、なんとか販売開始時刻の午後3時、その10分前に店舗に到着することができたなり。準備万端、絶対買ってやる。道の角を曲がり、モスバーガーが見えてきたなりが、何やら行列らしきものが遠目に見えてきたなりよ。ま、まさか。時計を見るとまだ10分前。なのに、目の前にあったのは、15人ほどの「匠味」を購入しようとする人の列だったなり。前から数えて16番目。販売数はわずかに10個。並ぶ前から購入できないことが分かってしまったこの敗北感。むぅ、手強い、手強いなりよ、「匠味」。

さらに今度は4回目のアタック。もう同じ過ちは犯すまいと、今度は午後2時半を目指して店舗に向かうことにしたなり。ただ、この日は午後3時過ぎに人と約束があったために、あまり時間が無いのでテイクアウトで家に持ち帰って食べようと思っていたなりね。午後3時からの販売を待って、サクッと買ってすぐに帰宅。コ○助の中ではそんなプランを立てていたなり。
コ○助が店に着くと、まだ2人待っているだけで、コ○助は3番目。しめしめ。今日こそは「匠味」に出会えるぞ……そんな期待に胸を膨らませて待つこと30分。
「お待たせしましたー。『匠味』販売開始です」
店員さんのかけ声と共に列がレジに向かって動き出したなり。あぁ、楽しみ。
コ○「『匠味チーズ』をテイクアウトで」
店員「あ、申し訳ありません。『匠味』はテイクアウトできないことになっているんですよ……」
知らないなりよ、そんなこと（笑）。もう、この時のコ○助はガックリ。たかがハンバーガー1つのことなりが、何とも言えない徒労感に襲われ、トボトボと帰り際に吉野家の牛丼を食べている自分が寂しくて仕方なかったなり（笑）。

そんなわけで。4回挑戦したものの、いまだにコ○助の目の前に姿も見せてくれない「匠味」。まだ諦めたわけでは無いので、チャンスがあれば絶対に食べに行きたいと思っているなり。皆さんはもう試してみたなりか？価格に見合うだけの味だったなりか？