「ヒマラヤの雪男」、正体はヒグマ。

2003/09/15 02:28 Written by コ○助

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雪男。小学生の頃のコ○助は、よく「ムー」を読みながら雪男が実在するのか否かについて、真剣に考えていたなりよ(笑)。いくら考えても結論が出るわけがない(自分が見るわけでは無いから)なりが、結構ロマンチストな少年だったコ○助は、雪男に限らず様々なUMAについて、思いを巡らせていたものなり。そんな「少年・コ○助」の中にはひとつの結論があって、「地上に住むUMA」は、恐らく嘘(もしくは見間違い)。「海中に住むUMA」は、存在する可能性がある(かもしれない)。凄く単純明快な結論なりが、要は人類の手が及ばない領域がバカに広い海には、まだまだ新しい生物を発見できる可能性が有りそうな気がするものの、本当の意味での秘境の領域が少ない地上では、新しい生物はそうそう発見されないだろうなぁ、と。もちろん、20世紀に入ってから発見された動植物はいくつもあるなりが、それらはどう見ても「動植物」という認識の枠を超えないものたちであり、決してUMAと呼べるほど奇抜な生き物たちでは無いなりよね。まあパンダあたりは、結構キテるといえばキテるなりが(笑)。そういった「少年・コ○助」の結論からすると、当然雪男も「存在しない」。あ、そこ。「最初からいないに決まってるじゃん」とか思わない。「いるかもしれない」と思いを馳せたあとに、「やっぱりいないかも」という結論に達するまでの過程が大事なわけで。きっと最初から否定してしまっている人は、絶対に雪男について詳しくならないじゃないなりか。でも、「少年・コ○助」はいろいろと調べ、「ムー」を愛読し、そして結論を出したがゆえに、そこそこ詳しいなりよ、雪男に(笑)。えぇ、それに詳しくて何の得があるのかと、さらに突っ込まれそうなりが、これはもう損得の問題では無いなりね。無駄な脳内メモリを消費していようとも、全てはコ○助の思考の肥やしになっていればそれで良いわけなり。

と、どうでも良い話に反れてしまったなりが、長年ヒマラヤ各地を巡って「イエティ(雪男)」について探索を続けてきた登山家の根深誠さんが、現地で地道な調査を行なった結果、「雪男の正体はヒグマだ」と結論づけたなり。大きな理由としては、「日本語で雪男と訳される動物は、現地では一般に『メティ』と呼ばれ、ヒグマのことを指す」という言語的なこと、そして現地の人から「メティ」の毛皮として見せられたものはヒグマの毛皮だったということ。そういった理由から、現地の人がヒグマに宗教的な記号を加えて呼んでいた「メティ」を、外部の人間が「雪男」と歪んで伝えていったのではないか、と。

これが本当なら、「雪男」は存在しないということなりが、そう言われてみれば「雪男」伝説のある地域ってヒグマもいそうな場所ばかりのような気が。確かにクマが二本足で立ち上がっている姿を後ろから見たりしたら、雪男に見えるなりよね。遠目に見たら、見間違えるのも納得のような気がするなり。

果たして本当に「雪男」はヒグマなのか。本当に「雪男」はいないのか。いないとは思っているものの、いざ「いない」と結論付けられると寂しいものが(笑)。頑張れ「雪男」。実在していて、発見されてくれ「雪男」。

皆さんはどう思うなりか?いる、いないではなく、実在していて欲しいと思うなりか?

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