はぁ。前回はNTTドコモのソニー・エリクソン製の「SO505i」を契約してルンルン気分で家に帰り、部屋に一歩入ったら「圏外」が表示されていた、というところまでお話したなりね。今日はその続きを。

auの電波が全く入らない電波砂漠の新居の周辺。周辺、というよりはコ○助の住むマンションだけが、まるでバミューダの三角地帯のようにミステリースポットと化しているわけなりが、期待を込めて手に入れてきたNTTドコモまでもあえなく撃沈。部屋に一歩入った瞬間に圏外になるなんざ、相当な電波砂漠なりね、ここは。auもダメ、どこでも繋がると思っていたNTTドコモですらダメ。こうなるとJ-PHONE……と行きたいところなりが、たった数時間前にNTTドコモを契約してきたなりよ、コ○助は。そうすぐに次へと気持ちを切り替えられないなりよ。だってNTTドコモの契約は、ほんの数時間、一度も電話をかけることなく無駄になってしまったのだから（笑）。と、いうかもっと考えてから契約しろ、と自分で自分にツッコミを入れてみるなり。ちっ。

さて困った。どうしたものか。固定電話は引いてあるので、これをメインに使っていくことにするか……。そんなことをNTTドコモ圏外ショックから立ち直れないでいたコ○助は、ボケーッとしばらく考えていたなりが、ふと、思い出したなりよ。
「あれ、そういえばPHSはどこへやったっけ」。

そう、コ○助は以前からお話している通り、PHSもしっかりと契約をしているなりね。現在はPHSを3回線保有。うち2回線は音声端末だったりするなりが、契約しているだけで全然使っていないこともあって、引っ越しのドタバタの中でどこかのダンボールか袋の中に詰め込んだところまでは覚えていたなりが、それがいったいどこにあるのかを全く覚えていなかったなり。まあ最近は携帯の電波が入らないようなところではPHSの電波も入らないのが常、といった具合なので、どうせPHSの電波なんてこの電波砂漠では入るわけが無かろうに。

そんなことをブツブツと独り言いながら、引っ越しの荷物をひっくり返していたなりよ。そして見つけた、久々の再会となるサンヨー製の「H-SA3001V」。メール端末として使おうと思ったものの、あまりのインターフェースの作り込みの甘さや、スクロール速度の鈍さに、常時使うという気が失せてしまい、コ○助の中ではお蔵入りしていた端末なり。なら解約しろって（笑）。それは正論過ぎて返す言葉も無いので、軽く流してくださいなり。

で、しばらく使っていなかったので、充電の切れた「H-SA3001V」にコンセントを繋いでしばし待つことに。

充電が終わったらすぐに電源を立ち上げてみて、画面をのぞき込んで見たところ。

電波のマークは、バリバリ5本立っている状態（DDIポケットのPHSは5本表示）じゃないなりか。あぁ、何たること。この新居に引っ越してきて、まず手元に置いておくべきだったのは、auでもなく、NTTドコモでもなく、DDIポケットだったなり。うーむ、盲点だったなりねぇ。と、言うか本当に持っているなら使え、ってだけの話なりよね（笑）。

実はPHSがバリバリ電波が入ることで、全てが解決してしまったなりよ。例えば部屋にいるときにauの携帯電話に電話が入ったとしたら。そんなときはau→PHSへと電話＆メールの転送設定をしておけば良いだけで、外にいるときには普通にauを使えば良いじゃないなりか。携帯電話の電波がまったく入らないというのに、PHSは偉いなりねぇ。何だかコ○助にもツキがあるような気がしてきたなり（全然関係なし）。

結局「SO505i」はどうなったかって？すぐに解約をしたので、白ロム端末が手元に残るのみになってしまったなり。デジカメとして使うには大きすぎるし、画素数も低いし。コ○助にとってはもはや必要のない端末になってしまったなりね。はぁ、勢いで契約なんて、本当にしなければ良かったなり（笑）。

それにしてもこのマンションを管理している不動産屋は酷いなりよねぇ。今どき携帯電話を使わない人の方が少ないなりから、携帯電話の電波が入るのかどうかくらい、ちゃんと調べて教えろっちゅうに。お陰で無駄金と、無駄な時間を使ってしまったなりよ。

そんなわけで。コ○助とNTTドコモの再会はわずか数時間の出来事だったなり（笑）。そして恐らく今後コ○助がNTTドコモと再会することは無いと思うなりよ。まあよっぽど斬新で、物欲を刺激しまくる端末でも出してきたら別なりが。

皆さんも引っ越しの際には、不動産屋にちゃんと携帯電話の電波が入るのかどうかを聞いて、現地に赴いて直接調べて、といった作業はしておいた方が良いのかもしれないなりね。コ○助はその程度の作業を怠って、痛い目にあったなり。ふぅ。

携帯電話の話はこの辺で。あとは引っ越しの顛末の話なりね。続きはそちらということで。