サンダルに靴下をはいたローマ人のブロンズ像出土 英国。

2003/08/29 03:19 Written by コジマ

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ぼくはサンダルが大好きなうえに靴下が大嫌い。真冬も素足にビーチサンダルを履いて、友達に「うわっ、おまえバカじゃねーの?」なんて言われている。日本のしかも東京の寒さくらいなら、気持ち悪い靴下をはくことを考えると、ガマンできるのだ。

CNNによると、「数世紀にわたってこの地方を支配した古代ローマ人は、頑健でどんなに寒い冬でも裸足(に)サンダルを履いていたと考えられていた」そうだ。

ところが、ロンドン南部にある古代ローマ帝国寺院の遺跡で発掘されたブロンズ像の足元は、靴下にサンダルというイデタチだった。まあ、英国は寒さがキビシイから致し方ないとは思うけど、遺跡の発掘作業を行っている人は「ローマ人は認めたがらないだろう」とコメントしている。

ここで2つの疑問が浮かぶ。まず1つは、CNNの見出し。「サンダルに靴下? センス疑われる古代ローマ人」というものだけど、“サンダルに靴下”は日本だけでなく、米国でもしょっちゅう見かけるスタイルである。そんなにセンスレスなことなのだろうか。ワラジに足袋をはいていた日本人もセンスを疑われるのだろうか。

2つ目は「ローマ人は認めたがらないだろう」「ローマ人は、英国の厳しい冬の寒さを言い訳にすると思う」という所。ローマ人ってだれ? ローマっ子のことかなあ。

まあ、いずれにせよ、秋の北海道でサンダルスタイルを断念したぼくは、英国に行ったらずーっとブーツを履いてるんだろうなあ。嫌いな靴下をはきながら。日本に住んでてよかった。

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