日本ハムの坪井智哉外野手が首位打者に肉薄。

2003/07/14 08:04 Written by コ○助

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コ○助は坪井選手がプロ入りをした6年前からずっとファン。野球好きの方はご存知のことだと思うなりが、坪井選手はもともと阪神の選手。1997年ドラフト4位で阪神に入団し、デビューとなった1998年には2リーグ制分裂後の新人最高打率となる打率.327を記録し、安打製造機の称号をいきなり与えられた、将来が期待された選手だったなりね。2年目も打率.304を残し、「阪神の1番打者は10年は安泰」と言われたものなりが、その後相次ぐ故障、野村監督との確執なども重なって出場機会が激減。特に2001年、2002年シーズンはまったく不本意な成績に終わってしまったなり。

阪神ファンの誰に聞いても、坪井選手のことは「大好き」という声が帰ってくるなりよ。独特な振り子の打撃フォーム、独自の打撃理論、そして残してきたインパクトのある成績。絶対に阪神を背負っていって欲しいと思っていた選手だったなりが、昨年オフに日本ハムへ3対3のトレードで移籍をしてしまったなりね。日刊スポーツのインタビューの中で、坪井選手はこのトレードについて「トレードは最初にテレビで知ったんですよ。その日はゴルフだったんで、早起きしてて、それでテレビつけたら(自分のニュースを)やってた。それはまあ、今までにないショックを受けましたね」と語っているなりが、当人のみならず、ファンとしても相当なショックを受けていたなりよ。「え?坪井選手出しちゃうの?」みたいな。もちろん、阪神の今年の陣容を見れば分かるように、外野陣は人材豊富。現在でも濱中おさむ外野手がケガで離脱しているからピタッと金本・赤星・桧山の3選手が収っているものの、濱中選手が復帰した場合、坪井選手が入り込む余地が全く無いなりからね。宝の持ち腐れになってしまうのは分かっていたのでトレードに出した方が坪井選手のためにも良いと頭では分かっていても、心情的に割り切れないものがあったなり。

坪井選手は日本ハムに移籍して、最近は5番で起用されたりしているなりね。前半戦終了時点での成績は、打率.355、5本塁打、28打点。現在首位打者の同僚、小笠原道大内野手の打率.356に肉薄した2位に浮上するなど、打ちまくりの状況なり。阪神時代のプロ入り1、2年目に見せた打棒が完全に復活したのは、ファンの一人として本当に嬉しいなりよ。星野監督は昔から「選手を活かすトレード」をする人として有名なりが、まさに坪井選手を活かすためのトレードとなったなりね。また、このトレードで日本ハムから阪神にやってきた下柳剛投手も、期待以上の活躍を見せている(6勝2敗、防御率4.18。数字以上に巨人戦で見せる鬼のような気迫の投球が印象に残る)だけに、どちらにとっても良いトレードだったのは間違いないようなり。

日本ハムも札幌に移転してスポットライトを浴びるようになることだろうし、看板の小笠原選手ともども、坪井選手が日本ハムの「顔」として認知されるようになる日も、もうすぐかもしれないなりね。日本ハムを、パ・リーグを、そして球界を代表するような選手になれる素材なだけに、さらなる上を目指して欲しいものなり。ユニフォームは違えど、コ○助は坪井選手を応援し続けるなり!

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