阪神、51年ぶりの貯金30。

2003/07/03 17:31 Written by コ○助

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え?もう「○年ぶり」は聞き飽きた?(笑)。コ○助もそうは思うなりが、でもこれが現実。長い長いトンネルを抜けた阪神を待っていたのは、暗い過去を塗り替えていくという作業だったなりね。これだけ球団記録を一気に塗り替えていくということも珍しいはずなので、しかと見届けて行かねば。

7月2日の中日戦、またしても打線が爆発して14-3で圧勝。中でも桧山進次郎外野手は自身初、阪神の選手としては真弓明信外野手以来23年ぶりとなるサイクル安打を達成するなど、鬼神の如き活躍を見せたなり。本来なら「サイクル安打!すげー!」と驚くところなりが、7月1日にヤクルトの稲葉篤紀外野手とダイエーの村松有人外野手が共にサイクル安打を達成していただけに、驚き&喜びも半減。おかしいなりねぇ。サイクル安打ってそんなに簡単には達成されないはずなのに。まあ昔に比べたら球場が広くなって、一番狙いにくい三塁打が打ちやすくなっているということもあるとは思うなりが、それにしても2日間で3人のサイクル安打達成は乱発しすぎ(笑)。
この試合で先発した井川慶投手は、球数は多かったものの、完投でセ・リーグ一番乗りとなる10勝目。今年の井川投手は、去年までの完璧な投手というイメージではなく、どことなく頼りない感じなりが、それでも前半戦で10勝挙げてしまったのは立派。立派というか、凄い。阪神の投手が10勝一番乗りを果たしたのは1993年の湯舟敏郎投手以来10年ぶりなのだとか。ここにも「○年ぶり」が付いたなり(笑)。(>もんたさんのご指摘により訂正しました。有り難うございましたなり。)

鬼門と言われた6月も完璧な成績で乗り切ったことだし、もう優勝は間違いなし。と、言いたいところなりが、あえて問題点を挙げるとすれば、オールスター休みを挟むことで気が抜けてしまう可能性があることなりか。昨年もW杯開催に合わせた公式戦休止期間を挟んだことによって、休止期間前と後では全く別のチームになったかのような弱体ぶりだったなりからね。オールスター休みが明けたときに、皆調子を落として弱体化していないことを、ただただ祈るばかりなり。

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