過去にアメリカのリアリティー・ショーについて言及しましたけど、また新しいタイプの番組が始まりましたよ。

一人のメインキャラの男性（または女性）に対して恋人候補が何人か紹介され、番組が進むにつれ候補がだんだん絞られていって最後に一人に決定、賞金が与えられると言う構成は今までにあった番組と一緒です。しかし、今回登場した "Boy Meets Boy." は、メインキャラが男性、そして候補も男性という、リアリティー・ショー初の『ゲイ』番組なんです（笑）。

アメリカは、宗教上の関係でまだゲイに対する偏見が強いのですが、最近のテレビにはずいぶん沢山のゲイキャラが登場するようになりました。そんな流れでこの "Boy Meets Boy." も登場したんでしょうけど、いやはやこの番組、ストレートの男性が観ても、女性が観ても結構楽しい。

実は、この番組。ちょっとしたツイストも入ってます。なんと、恋人候補の男性の中にゲイではない『ストレート』の男性も何人か混ざっているのです。

もちろん、メインキャラの男性も、本当のゲイの候補達も、この事は知らないのです。番組を見ている私達には、すべての候補がゲイでは無いと伝えられていますが、一体誰が『本物』で誰が『偽者』なのか、判らない歯痒さで思わず見入ってしまいます。

そして、もしメインキャラが本当のゲイの候補を恋人に選んだのなら、カップルでニュージーランドのバケーションを、もしストレートの候補を選んでしまったなら、その候補は上手くゲイのフリを出来たご褒美に $25,000 もらえるそうで・・・・。

どうなるんだろうねぇ。今後。