一青窈、台湾の巨匠・侯孝賢監督作品で映画デビュー。

2003/07/25 10:54 Written by コ○助

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うお!いきなりの大抜擢じゃないなりか。侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督といえば、楊徳昌(エドワード・ヤン)監督と並び世界で高い評価を受ける台湾映画界の巨匠。親日家としても有名で、最新作の「ミレニアム・マンボ」は北海道・夕張でロケを行ったほか、たびたび日本にもやって来ているなりね。そんな侯孝賢監督の新作に、これまで演技経験のない一青窈が出演することになったというなりよ。侯孝賢監督の作品は世界各地の映画祭に出品されること間違いなしなので、一青窈もいきなり世界デビュー・・・なんてことにも。

新作は「珈琲時光」。今年生誕100周年を迎え、関連イベントが目白押しの故・小津安二郎監督に捧げる作品と銘打って製作されるもので、舞台はやっぱり夕張(笑)。相当お気に入りのようなり。共演は浅野忠信。コ○助的には一青窈よりもむしろ、浅野忠信が侯孝賢監督作品に出演すること自体に興奮を覚えるなりが。浅野忠信は本当にアジアの巨匠監督と良い仕事しまくりなりねぇ。大林宣彦監督の「青春デンデケデケ」の頃にはこんなビッグになるとは思わなかったなりが(笑)。

一時パッとしないと言われていた侯孝賢監督なりが、「ミレニアム・マンボ」は結構評判が良かったようで。本当に過去の作品を観てみて欲しいなりが、衝撃を受ける作品も多々あるなりよ。「悲情城市」とか「戯夢人生」とか。まあ一般受けするような作品ではないなりが、映画好きな人には観て欲しい作品なり。「珈琲時光」にも期待期待。

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