EXILIMに肉薄する発色の「SH505i」。

2003/06/26 08:02 Written by コ○助

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どの端末もなかなか個性的で、人気爆発の感もあるNTTドコモの「505i」シリーズ。独特な形状で目を引いたこともあってソニー・エリクソン製端末「SO505i」が最も注目を集めていたなりが、他にも魅力的な端末は多いなりよね。中でもシャープ製の「SH505i」は、J-PHONEで写メールを引っ張ってきたシャープならではの、「ケータイカメラ」へのこだわりが感じられる端末となっているようなり。

「驚くのは2.4インチQVGA液晶の品質。QVGAなだけなら他社も採用しているが、視認性や色の鮮やかさ、ディテールのシャープさではシャープ製のパネルがピカイチ」
「難点は保存にかかる時間。XGAのスーパーファインを外部メディアであるminiSDカードに記録するのにかかる時間は9−10秒。いくらなんでもこれは長い」
「細かい欠点はあるものの、カメラ付ケータイとしては最高レベルの画質を持つ端末といっていい」

画像保存の問題点以外は、概ね好印象な模様。液晶の綺麗さは、さすが「液晶のシャープ」というところなりか。伝統的に綺麗なりよね、シャープの端末は。

撮影画像のサンプルも公開されているなりが、サンプルの比較対象はカシオ計算機の初代EXILIMこと「EX-S1」。発売時に多くの人を虜にしたあの超薄型デジカメなりが、画素数的な違いはあれども、初代EXILIMと比較してもかなり良い勝負ができるほどのところまで、携帯電話のカメラもレベルが上がってきているなりね。恐るべしケータイカメラ。本当にデジカメを別途持ち歩く必要が無くなる日は、そう遠くないかもしれないなり・・・。って、既に「デジカメは要らない」と思っている人も多そうなりが。外部メディアが使える端末なら、本当にスナップ程度なら十分になってきたかもしれないなりね。まだまだ全ての端末に外部メディアが搭載されているわけではないので、パケットのことを考えるとケータイカメラで十分・・・とは言い切れないなりが、それも搭載されるのは時間の問題。これまで好調だったデジカメ市場を食うほどに、ケータイカメラが成長していく可能性は高いなり。

ケータイカメラはいわば通信機能付きのデジカメ。果たしてスタンドアローンな純粋なデジカメがどこまで優位性を保てるのか。注目しておきたいところなり。

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