ニュージーランド戦に快勝、フランス戦に惜敗、1次リーグ最後のコロンビア戦で勝つか引き分けで準決勝に進出することができた日本。左足負傷の中村俊輔選手、累積警告の稲本潤一選手を欠く日本はメンバー的にフランス戦よりも劣る状態だったなりが、コロンビアよりも優位な立場（引き分けでも1次リーグ突破）で臨むことができただけに、2大会連続となる準決勝進出には期待がかかったなりね。

試合は再三コロンビア陣営に攻め込んだものの、後半23分、DFの宮本恒靖選手のパスミスを遠藤保仁がカバーし切れずにボールを奪われ、痛恨の失点を献上。日本は選手交代も功を奏さず、チャンスもいくつかあったものの、0-1で惜敗してしまったなり。ミスからの失点。惜しい、とも思うなりが、こういう大事な試合で、大事な場面でミスが起きてしまうのが、今の日本の危うさ、脆さとも言えるのかもしれないなりね。

日本はこのコロンビア戦敗退で1次リーグ敗退が決定。もう午前4時からの試合を見るために寝不足にならなくても良いなりが、やっぱりもう少し寝不足でいたかった（笑）。海外での強豪国との対戦、1試合でも多くこなすことが日本代表の経験として活かされていくはずだし、もう一度中村選手、稲本選手を含めたベストメンバーでの試合を見たかったなりよ。悔しいなりねぇ。

今大会前、ジーコ監督は目標を「1次リーグ突破」と掲げていたなりが、達成されなかったなりね。ただ、収穫もいろいろとあったのは確か。特に今大会で活躍をした遠藤選手は今後も日本代表のレギュラーとして期待できそうかな、と。ゴールポストに阻まれ得点にはならなかったものの、フランス戦で魅せたあのフリーキック。凄かったなりねぇ。これからの日本代表を楽しみに思わせてくれる選手なり。

ジーコ監督、相変わらず成績が上がらず窮地には違いないなりが、ニュージーランド戦やフランス戦では「おお！」と思わせるところも多々あっただけに、徐々にチーム力を上げて、トルシエジャパン以上の代表チームを創り上げて欲しいなりね。