Apple、WWDCでPowerPC 970採用を発表へ。

2003/06/21 14:07 Written by コ○助

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23日に開幕するWWDC(Apple Worldwide Developers Conference)の基調講演に臨むスティーブ・ジョブスCEOが、今イベント最大の目玉として発表すると言われているのがPowerPC 970の採用。このチップを搭載したマシンが、いよいよ「Power Mac G5」として登場し、新世代Macの幕を開けるのではないかと言われているなりね。

PowerPC 970は動作周波数が1.8GHzから2.5GHzになる予定で、これまで周波数競争においてWindows陣営に大きく遅れをとっていたAppleにとって、少しは見た目の数字の差が縮まることに。もちろん動作周波数の数字だけがCPUの性能を決めるわけではないので、一概に数字が大きければ動作が速いという単純な話でも無いなりが、一般ユーザーへの訴求力という意味では、分かりやすい指標である動作周波数のアップは望ましいことなのではないかと。
性能的にはかなりのスグレモノで、「究極のMacintosh用CPU」と呼ぶ人もいるようなりよ。まだ進化を続けなければならないMacにおいて、早くも「究極」と言ってしまうのもどうかと思うなりが、まあかなり革新的なCPUには違いないようなり。

ちなみに、WWDC前にAppleが自ら「誤って」Apple Storeに掲載してしまったというPower Mac G5のスペックがネットで流れているようなりが、それによると、
「G5の最上位機種はデュアル2GHzで、1.8GHz、1.6GHzのモデルも用意されている」
「USB 2.0ポート×3。FireWire 800×1とFireWire 400×2。オーディオ入出力はオプティカルとアナログの両方を装備」
といったものになるのだとか。

はてさて、実際に登場するのかどうかも、まだ不透明ではあるなりが、Mac陣営が元気になるのはユーザーとしては喜ばしいこと。良い発表があることに期待したいものなり。

WWDCスティーブ・ジョブス基調講演上映会開催
と、いうわけで、アップルからメールが来たので、一応お知らせを。
24日火曜日、東京国際フォーラムホールCにおいて、基調講演の上映会が行われるようなり。
今回の基調講演の見どころは、前述のPowerPC 970採用が発表される(かも)という点と、次期Mac OS X(コード名:Panther)初公開(確定)という2点。
上映会は日本語通訳付きで見ることができるほか、上映後には日本法人の原田永幸社長による日本の今後の製品展開についての説明、製品デモなどが行われるようなり。お時間ある方はぜひ。

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