阪神のガラスのエース、福原投手。エース、というほどの成績を残してはいないなりが、近年の低迷続ける阪神において、150kmを超える速球を投げ込む福原投手は希望の光であり、いつフル回転して働いてくれるのかと、誰もが願う期待の星だったなりね。ただ、福原投手は故障との戦いが続き、離脱と復帰の繰り返し。昨年4月に故障から復帰したと思ったら6月には右肩関節唇損傷で戦線離脱。以後、復帰まで1年かかると言われ、阪神ファンを絶望の淵に追いやったなりが、本当に1年経った今年、いよいよ復活の足音が聞こえてきたようなり。

福原投手のケガの回復具合は順調のようで、今季はすでにウエスタンリーグで登板済み。11日のサーパス戦に登板した福原投手は1回を1安打無失点2奪三振と上々の成績でスタートしたようで、復帰2戦目として19日に先発登板の機会が与えられることになったなりね。まだ速球が150kmを超えることはなく、前回登板時には142km止まりだったようなりが、これは果たして右肩にメスを入れた結果なのか、それともまだ単に調整段階だからなのか。やや不安ではあるなりが、着実に復帰への階段を上り始めた福原投手。きっと今年のフィーバーからファンになった阪神ファンの人にとっては知らない名前の選手かもしれないなりが、福原投手は紛れもなく阪神の未来を背負うと言われた投手。その復帰を楽しみに待ちたいところなり。

しかし、時代は変わったもので、今の阪神は快速投手が結構揃っていたり（笑）。現在大プッシュの久保田智之投手も軽く150km以上の球を放るし、安藤優也投手もビシビシと投げ込むなりよね。球が速ければ良いというわけではないなりが、速いに越したことは無いはず。特に中継ぎや抑えというポジションでは速球が有利に働くことも多々あるだけに、こういった投手が揃ってきたのも今の阪神の強さに表れているのかなぁ、とつくづく思うなり。

ま、ともかく、福原投手の復帰もそう遠くなさそうだし、夏場頃には1軍のマウンドで投げていることに期待したいものなり。