ソーサ、不正バット事件の波紋。

2003/06/05 02:23 Written by Maki K Wall@駐米特派員

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シカゴ・カブスのソーサ選手と言えば、97年のセントルイス・カージナルスのマグワイヤ選手とのホームラン数競争でMLBを盛り上げてくれた張本人。

結果は、マグワイヤ選手の70本が勝ったのですが、二人の友好的なライバル関係は、中西部の野球ファンを喜ばせてくれたものです。カブスとカージナルスは歴史的にもライバル同士なのですが、カージナルスの球場でソーサ選手が出てくる時はたとえ敵でも敬意を示して拍手でファンは迎えます。それくらい、ヒーロー的存在なんです。ソーサ選手は。

で、このバット事件ですよ。はっきり言って波紋を投げかけております。彼の言い訳は、練習用に使っていたバットを間違えて試合に使ってしまったとの事ですけど、あまり信用している人は少ないんじゃないかと。

知り合いに野球に詳しい人がいるのですが、コルクバットは通常のバットより軽いし、プロの選手は自分のバットの重さをグラム単位で調整しているので、とても重さには敏感。だから、コルクバットなんか持った瞬間に違いが判るハズ、ってことなんですが。

うーん、真相は闇の中。でも品行方正なMLBには、かなりスキャンダル。

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