そう来たなりか（笑）。阪神ファン、中でもコアな阪神ファンの記憶にしか残っていないであろうハイアット選手。阪神に在籍ししていたのは1997年の1シーズンのみ。前年度3Aで本塁打と打点の2冠王という輝かしい実績を引っ提げて来日したハイアット選手には大きな期待がかかったなりが、67試合に出場、打率.204、206打数42安打、11本塁打、30打点という不甲斐ない成績で1年限りで解雇。アメリカに帰国後は一時メジャーにも昇格していたなりが、現在はカブス傘下の3Aアイオワで好成績を残しているというなり。

阪神で全く活躍できず帰国、3Aで活躍して日本球界復帰という流れは、今年中日に入団したイバン・クルーズ選手と同じコースなりね。クルーズ選手は昨年3Aで35本塁打、100打点の活躍をしていたことで、中日スカウトの目にとまったわけなりが、開幕からこれまでの成績は打率.197、7本塁打、21打点とサッパリ。日本で全くダメだった選手がいくらアメリカで活躍したからといって、結局日本の野球には合わないという点は何も変わらないわけで。そういう意味では、日本で「失格」の烙印を押された選手を再び獲得しようとする球団の心理が分からないなりよ。一か八かで、まだ日本でプレーしたことがないような選手を獲得した方が、しっかりと働いてくれる可能性は高いと思うのに。

パ・リーグの首位をひた走るダイエー。そこに本当にハイアット選手が加わるのかどうかはまだ分からないなりが、やめておいた方が良い気が・・・。