思いっきりなり対談〜第18回 組体操編〜

2003/05/31 12:09 Written by

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ま=福士雅人 ウ=Maki K Wall

「Makiさんの痛い思い出」

ま:んじゃ、「く」で。
ウ:組体操。
ま:たいしてやった事がないのですが…。
ウ:小学校の運動会でしませんでした?人間ピラミッドとか、扇とか…?
ま:だから、その程度の思い出しか(笑)。
ウ:私、ちょっと組み体操には暗い思い出が…。
ま:怪我?
ウ:逆立ちをして骨折しました。
ま:おおー。
ウ:骨折したのは、後にも先にもこれっきりなんですけどね。怪我とかそういう話題って盛り上がりそうですね(笑)。
ま:人生で一番痛かった体験ってそれですか?僕が一番痛い思いをしたのは、アマ格闘家の人と河原でバーベキューをしてて、酔っぱらったアマ格闘家に川の中でバックドロップをされた事ですね。
ウ:痛い思い出っていうのは、痛み自身の思い出より、痛みを与えた相手に対する恨みとか、そういう事も含んで来るんでは?
ま:いや、あれは純粋に痛みだけでダントツでした(笑)。
ウ:なるほど。私が今まで一番痛かった、というか死ぬ!と思った瞬間は、子供の時、喘息の発作で一時、本当に呼吸ができなくなって。息を吸う事も、吐く事も出来ずに、子供部屋でたった一人。
ま:それは痛いというか…。
ウ:苦しかったですよー。あー、これで死ぬのかーみたいな。
ま:小学校の頃に同級生が、部屋の中で一人で宇宙飛行士ごっこをしていまして。
ウ:ええ。
ま:宇宙服に見立てて段ボールで宇宙服を作ったのですが、問題はあの顔の部分で。丸いガラスなんてありゃしないですからね。
ウ:ありませんよね。
ま:で、彼の目に入ったのは、部屋に置かれた大きめの金魚鉢。
ウ:やっぱり(笑)。
ま:喜んで被って首まわりをふさいだら当然息ができず(笑)。苦しんで走り回って、転んだ拍子に割れたんだそうで、顔を数針縫ったそうです。
ウ:ゴメン、笑っちゃいけないとは思いつつ…(泣笑)。あー、あった!痛い思い出!
ま:なんでしょ?
ウ:小学校の頃、友達と、庭の竹やぶで遊んでまして。
ま:ふむ。
ウ:その竹やぶが4メートルほどの石垣の上にあったんですよ。
ま:ほうほう。
ウ:で、お姫様ごっこをしていた私は、お花を集めてたんですが、ふと崖っぷちを覗くとちょっと距離はあるけど、手を伸ばせば届きそうなトコロにキレイな白い花が咲いていまして。で、無理な体勢で石垣の上から手を伸ばしたら、お約束で頭から落下しまして。下の小川に片足突っ込んで、腰を強打しました。
ま:大ケガしなくて良かったですねぇ。
ウ:でも、何がその後悔しかったかと言えば。母に「頭から落ちたのに、腰を打ったって事は、それだけ頭よりお尻が重かったんだねぇ…。」と。
ま:確かに頭から落ちる事が多いから、不幸中の幸いともいえますね。
ウ:まぁね…。
ま:で、組体操ですよ(笑)。キダムとか中国雑伎団とかも組体操といえばそうかもですよね。
ウ:確かに。でも、なんであんなに体が柔らかいんですかねぇ?
ま:逆をいえば、元々柔らかい人のエリートが集められて、さらにトレーニングをしてるわけですからねぇ。
ウ:日常生活で体が柔らかいと便利な事ってあまり無いですけど。
ま:いや、身体が硬いと疲れやすいとかありますしね。
ウ:そなの?
ま:そりゃぁ、同じ動作をするにも、稼働域いっぱいまで使うのと、余裕を持って動かすのでは違うのでは?
ウ:じゃ、その柔軟性と疲労の関係を今度調べて置いてください。宿題。
ま:了解…。身体、柔らかいですか?
ウ:最近は硬いですねぇ。昔は、開脚180度とかできたけど。
ま:身体柔らかくしようかな…。
ウ:ストレッチもいい運動になりますからね。
ま:ですよね。
ウ:私は体脂肪を減らしたいなぁ。
ま:ランニングしよう。
ウ:するかな。最近、子供をおんぶしたままスクワットとかしてるんですがね。
ま:子供と組体操すればいい。
ウ:扇!とか?
ま:そうそう。一通りプログラムを作って。
ウ:運動会のしおり。
ま:そのプログラムをこなさないと夕ご飯抜き。
ウ:なんか、すごいスパルタ教育になりますね。

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