これはちょっと笑い話のようで、笑えないニュースですね。秋田県の副知事が、先日の地震発生時にパチンコをしていて、地震発生後も遊び続け、県庁に戻ったのは地震発生から1時間以上経ってからだったんだそうです。あれだけの大きな地震だったというのに、ひどい対応ですよね。
しかもこの日は知事が出張中で、昼間に行われた防災訓練で副知事が災害対策本部長を代行、「秋田県沖ではマグニチュード7.5程度の地震が起こるといわれている。迅速な対応をすることが何よりも重要」などと話していたんだそうで、その日の夕方に起こった地震だったのですから、舌の根が乾かぬ、とはまさにこの事ですね。
副知事は地震発生直後に、対策本部を作るほどの地震ではないと判断し、県の防災課に連絡したのは発生から15分経った後の事だったんだそうで。最終的に副知事が県庁へ戻ったのは地震発生から約1時間後だったんだとか。まったくビックリです。副知事の言い訳がまた凄くて、すぐにパチンコを切り上げなかった理由が「勝っていたので」なんだそうです。いやはや、もうコメントのしようもありませんね。
さて、この副知事。当初「タクシーで戻ってきた」と言っていたのですが、これが嘘。本当は秘書付きの公用車でパチンコにでかけていたんだそうです。それで秘書を巻き込むのは悪いと思ったらしく、タクシーを使ったと嘘をついたんだとか。過去にも何度か公用車でパチンコに行っていたという事もわかってしまいました。そうなると、すぐに戻らなかった理由は、戻ると公用車でパチンコに行っていた事がバレるからできるなら戻りたくない、って思っていたんですかね?いくらなんでもいい加減な行動ですよね。
ちなみに副知事は、辞任する旨を知事に伝えたそうですが、知事は処分しない方針を示しているんだそうです。そんな軽い問題ではないと思うのですが…。
しかし、あれだけ大きな地震があってもパチンコには支障がなかったというのも凄いですね…。