昨年12月に電撃的に移籍が決定、ブンデスリーガデビュー後は控えで起用されることが多かったものの、今季は16試合で3ゴールという成績を残している高原直泰選手。Jリーグ得点王の看板を引っ提げて乗り込んでいっただけに、この得点数には若干の不満も残るなりが、ヤラ監督の高原選手への評価は意外と高いもののようなり。

「私が最初に要求していた数字で良くやった。特にすべて頭で決めたことには驚いている」
「（来季レギュラーは）すべては白紙。高原が私の要求を果たすことが重要だ」
「すべてはシーズン前の親善試合でテストする」

いわゆる欧州組と呼ばれる海外移籍をした日本人選手でレギュラーに定着しているのは、パルマの中田英寿選手、レッジーナの中村俊輔選手、フェイエノールトの小野伸二選手くらい。あとは出たり出なかったりという選手が多いなりが、高原選手も今季のポジション的には微妙なラインには違いないので、来季こそレギュラーに定着して、より高い数字を残せると良いなりね。期待したいものなり。