セイコーエプソン、赤字ながらも新基準で東証上場。

2003/05/20 10:53 Written by

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プリンターのトップブランドとしてお馴染みのエプソン。最近は田村正和のモビリオや、歌にドラマにCMに引張りだこで人気絶好調の柴咲コウを起用した「普通紙くっきり」カラリオのCMが実に印象的でした。また、大人計画・荒川良々の「あ〜ら、僕までくっきり」がオイシすぎる役だったのも記憶に新しいところです。

そのセイコーエプソンが6月下旬にも東京証券取引所へ上場することが明らかになりました。直近2003年3月期の決算では黒字だったものの、上場審査に間に合う前々期の決算は赤字。従来の基準では上場できなかったものの、昨年緩和された新しい審査基準をクリア、上場にこぎつけたとの事です。その新基準とは売上高が100億円以上で時価総額が1000億円以上を見込める場合には上場を認める、というもの。確かにこの会社なら軽くクリアできそうです。

今年はこれまで大型上場案件がなかったので、久々の大物登場、といったところでしょうか。今後の日本経済を占う上でも、この上場、うまくいってほしいものです。

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